そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜#1

http://www.fujitv.co.jp/minshuunoteki/
脚本:黒沢久子 演出:金井紘
 
セシルと同じくまたメタ演出と言うか画面の外に向かって話しかける系のドラマなんだけど、微妙?
ネットで叩かれるほど悪くもないけど、イマドキの社会問題てんこ盛りすぎて、それをアネゴ的に解決しようってのが篠原涼子っていうのがもうお腹いっぱいっていうか。
たぶん世の中に物申したいスカッとするようなドラマを目指すんだよね。でも現実的にこういうネタを当事者の主婦層が見て共感できるようなスカッとした解決策を見せられるのかというと難しそう。だって現実にまったく解決しそうにない問題ばっかなんだもん。
いやそれ以前に、バカな主婦がバカなりに世の中に憤って政治で変えようっていうのはともかく、そのバカな主婦が本当に中卒のアタマワル主婦っていうのが…今ってもう言っちゃなんだけどそこまで頭悪い主人公には共感できないんじゃないかなあ?実際の民衆がそのレベルだとしても、自分からそのレベルでも胸張って生きてますって言いたい人はいないと思うんだけどどうよ。
一昔前ならそういうバカでももの考えます、世の中変えますでいけてたと思うけど、今の現実があまりにも頭悪くてカオスだから逆に難しくね?世の中おかしくないですか!?って、おかしいと思ってるよ、みんな…
とりあえず高橋一生千葉雄大という朝ドラ枠からの流出イケメンでどれくらい行けるのか。
あとまあストーリー的にも、実際はその頭悪い主婦代表の佐藤智子@篠原涼子にリタイヤバリキャリの平田和美@石田ゆり子が共感してママ友仲間を呼んでくれたけど、そういうお膳立てがなければあのダメっぽい社会弱者夫婦だけではそもそも当選しなかったわけだし、もともとの主人公の目標が政治家給与の950万円ゲットって言われても。まずお金ってのは主婦の本音だとは思うけど、それがいいか悪いかは今後の展開次第?行動力だけでとこまでいけるのか、まあもう一回くらいは見るかもしれないけど見ても見なくてもって感じかなあ。