そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ジャスティス・リーグ

http://wwws.warnerbros.co.jp/justiceleague/
監督:ザック・スナイダー 脚本:クリス・テリオ、ジョス・ウェドン

 

バットマンワンダーウーマンなど、DCコミックのスーパーヒーローが結集して戦うアクション超大作。
バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」で描かれた、自らの命を賭して地球の危機を救ったスーパーマンの行動によって、人類への信頼を取り戻したバットマンが、迫りくる強大な敵に立ち向かうため、ワンダーウーマンとともに新たな仲間を探していく。そうして集まったのは、バットマンワンダーウーマンに加え、アクアマン、サイボーグ、フラッシュという、いずれも一筋縄ではいかない個性の強い超人たち。バットマンは彼らをまとめあげ、地球崩壊の危機に立ち向かわなければならないが……。
出演は、バットマンブルース・ウェインを演じるベン・アフレックのほか、単独映画「ワンダーウーマン」が大ヒットしたワンダーウーマン=ダイアナ・プリンス役のガル・ギャドットら。(「映画.com」より)

 

ジャスティスリーグ、面白かったー!
マーベルは現実寄りにきたけどDCはコミック寄りにきてる感じ?ちょい(ライティングが)嘘臭かったりするけど画作りはめちゃくちゃカッコイイね!その辺はさすがザック・スナイダー監督って感じ。
ザック・スナイダー監督が編集の途中で家族の事情で降板しちゃってアベンジャーズジョス・ウェドン監督が引き継いだって話だけど、画面自体はザック・スナイダーの漫画敵格好良さを残しつつ、映像はちょっと明るめで見やすい映像になってたのは逆に良かったかも。
正直オレは「マン・オブ・スティール」は好きだけど「BvS」は暗くて何やってるかわかりにくくてイマイチだったんで、むしろ尺も短くてテンポがいいこの映画は大変楽しかったです。

今ググったら出てきた記事だけど、正直この手の映画を3時間も見たいと思わないので、3時間のディレクターズカットが良かったと言われても映画館では勘弁してくださいとしか。アベンジャーズもできれば2時間にして欲しいくらいなんだよね。
てことで、話というかキャラクターの設定はあまり掘り下げられてないから、単体映画が作られてないサイボーグにしてもフラッシュにしてもアクアマンにしてもイマイチよくわからないんだけど(あくまでDCEUのキャラとして)、2時間と考えると何となく分かる程度でも問題ないのでこれでいいです。キャラ同士の掛け合いで性格とかはわかるし。
あ、今回のチームにグリーンランタンがいなかったのはちょっと残念だけど、DC映画のグリーンランタンってライアン・レイノルズ(→デッドプール)だよね。どうすんだろ?まあ別に他の人が引き継いだでもいいんだけど(彼らはそういう設定なので)
 ※オレは原作はちゃんとはよく知らないけど、カートゥーン・ネットワークのアニメのジャスティス・リーグに一時期とてもハマっていたので設定と話は知ってるのです。アニメのジャスティスリーグ、とても出来が良いのでオススメ。
以下ネタバレの感想。
 
 
ストーリーは起承転結なしというか詰め込みすぎだよ。正直どこが山場なのかと思いながら見てたんで、箱探しの間にスーパーマンが甦ってくるとことか、筋も通ってて辻褄もあってるんだけどよく考えたら変な構成だよなあ。
途中、もしかして敵(ステッペンウルフ)を倒すとこまでいけないんじゃないかと思ってた(笑)何もかも一緒くたにするなよとw
その肝心のステッペンウルフ(敵っぽくない名前ー)とマザーボックスの説明がまったくないのはどうかとは思うんだけど、そこはもうちょっと説明欲しかったかなあ。さすがにアレで分かれっていうのは乱暴すぎる。
まあ各キャラなんとなくダラダラ見せ場が続くという感じはあるものの、ストーリーが重すぎないので普通に面白かった。
ただ能力(出来ること)のレベルが揃ってるMCUに比べると、JLの方は各人の能力のバランス配分が悪すぎて見てて落ち着かないところもあった。いやそこが魅力なんだろうけど、これ基本的にスーパーマンワンダーウーマンがいたら終わっちゃうんじゃないの?敵の能力と力がよくわからないから余計に。
今回は他のメンバーのスカウト編なんだから、もうちょっと各人のキャラを掘り下げて説明してくれてもいいような気はする。
でもまあ兎にも角にもワンダーウーマンがカッコよかったんで大抵のことは楽しめるよ。もう冒頭のテロ犯たちの襲撃を撃退ってだけでお腹いっぱいw
ただ他のキャラはともかく、バットマンがずいぶんキャラ変してて。まあ20年以上も戦いつづけてクタクタ、BvSでスーパーマンの死の責任まで被って彼亡き後世界の破滅から守らねばと普通の人間なのに頑張ってる感がありありなのが今までのバットマンと違いすぎて…ってくらいなので、〈このシリーズの〉バットマンならこれはこれで全然OK。ベン・アフレックもいい味出してるし、アルフレッドがちょっと年取りすぎてる感じはあるけどそれはそれで。(あとどうでもいいけど今回のゴードン本部長がJ.K.シモンズなのでサム・ライミスパイダーマン思い出して混乱w)
いやほんとにアニメでもバットマンだけが普通の人間だっていうのがたびたびネタになってたけど、今回は予告編でさんざん流れてた「能力は金持ち」というキャラなのが好きなので、ベンアフはちょうどいいかもw
というかそれだって空を飛べるわけじゃないのでアイアンマンと比べたらとても現実的な範疇だけど、まあそこがいいという話だよね。
そして若者オチャラケキャラとしてポジション的にMCUスパイダーマンとかぶりそうなJLの新人・フラッシュは、アベンジャーズのスパイディよりアホだった(笑)スーパーマン復活でペットセメタリーは言い得て妙だけど、まさか今そのネタが通じるとでもw
でもフラッシュのお手製の衣装はブルースの財力でもうちょっとなんとかしてあげてとは思ったけど。あいつだって肉体的には人間だよなあ。もうちょっといい素材を…
てか彼はファンタビのクリーデンスだったんだな!気が付かなんだ。
あとはアクアマンの人、ゲーム・オブ・スローンズのカール・ドロゴだった!そういやそう聞いた気がする。
なんだかんだ、この話で締めがスーパーマンことクラーク・ケントが実家に戻るってのでいいのかどうかとは思うけど、ロイス・レインエイミー・アダムスとお母さんのダイアン・レインも結構出番あったんでそれはそれで。てかスーパーマンが甦ったあそこで秘密兵器ロイスを連れてくるブルースは姑息だよなー。
あとフラッシュがあまりにもペットセメタリーいうから蘇ったスーパーマンの中身を心配したよw
まあその辺ひっくるめて楽しかったです。続編も期待。