そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ロンドンゾンビ紀行

http://londonzombie.ayapro.ne.jp
監督:マティアス・ハーネー 脚本:ジェームズ・モラン

イギリスで大ヒットした「ショーン・オブ・ザ・デッド」にオマージュをささげながら作られた、ロンドンの下町が舞台のゾンビコメディ。不況のため祖父が入居する老人ホームが閉鎖されることになったテリーとアンディは、事態を打開するため銀行強盗を企てる。しかし、強盗を決行し、なんとか金を手に入れたその時、なぜか町中にゾンビがあふれだす。老人ホームにもゾンビの群れが迫り、兄弟は祖父を助けるためゾンビ退治に繰り出すが……。(「映画.com」より)

 
レコの録画の確認してた成り行きで「ロンドンゾンビ紀行」(原題「Cockneys vs Zombies」)を見ている。なんで正月からゾンビ映画!(録画してたのはオレだし見始めたのもオレだ)
毎回言うけどオレは基本的にはゾンビもの好きじゃないんだけど(「ゾンビランド」くらいは見た「WWZ」はまだ見てない)たまたまCATVの冊子で見かけたタイトルが気になって録画して、内容が気になったんでとりあえず確認しつつそのまま見てしまった…という流れ。
内容は底辺でちょっと頭の悪い下町の若者たち(必ずウスノロの間抜けもいる)が、元軍人のじいさんのいる取り壊し寸前の老人ホームを救うために銀行強盗をしてる最中にロンドンはゾンビパニックに…という映画。
アメリカのゾンビコメディと比べるとイギリスのほうが同じおバカB級にしてもなんとなくくだらなさが勝ってる感じ?イギリスのゾンビ映画はみんな「ショーン・オブ・ザ・デッド」(見てない)を目指してるのかよと思って映画.comの解説を見たら本当にそうなのかよ!イギリス人はバカなの?(ホメてる)
紀行というからてっきりロードムービーみたいな話なのかと思ったけど、単にじいちゃんたちを老人ホームから助け出してロンドンを抜け出すまでの話だったのは拍子抜け。せっかくダブルデッカー(2階建て観光バス)を調達したのにすぐにエンストだし。
とにかくゾンビ自体はステレオタイプアメリカと違って(殆ど見てないんだからイメージ)イギリス人はどちらかというとマヌケなゾンビが好きだな!と言うかこのパターン最近見たよ、新感染だろこれ。ソウルならパンデミックでパニックになってるところ。日本ならバスで街なかのゾンビの群れ突っ切って富士山でも目指すところ。ロンドンの他の人はどうなってんだ?
泥棒一家の間抜けな兄弟はじいちゃんのために頑張るけど、役に立つのはカッコイイ従姉妹のおねーちゃんと元軍人のじいちゃんたち。結局おねーちゃんや年寄りが銃撃ちまくって活躍する話大好きかよw
そしてラストは原因を特定することもなく被害状況すらわからないまま、あまりにもやりっぱなしのまま終わったww
いや逃げろよまずwww(ネタバレなのでぼかし気味で)結局のところ意味なくゾンビ射撃がやりたいというのはよくわかった!(笑)
でもイギリスのゾンビ映画はくだらないけど心温まるくだらなさでいいなw 船出した彼らはどこへ行くのか。たぶんんゾンビものとしては可もなく不可もなくくらいか。