そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

アンナチュラル#2

http://www.tbs.co.jp/unnatural2018/
脚本:野木亜紀子 演出:塚原あゆ子
 
初回よりは普通に面白かったというか、やっぱり最初から日本全国巻き込んだMARSネタは規模が大きすぎじゃねーかと。人が死ぬにしてもこういう普通の事件絡みだよな。
でも誘拐犯は捕まったし行方不明だった花ちゃんも助かったし、事件としては解決したしにしても結局三毛猫ちゃんは身元不明のままなのが可哀想だよー。
ただ前回と同じく、話の構成はミステリー狙ってるっぽいのにどうもミステリーって感じでもなかったのは気になるけど、全体の流れで見るとストーリーは面白かったからいいのかな。
自殺サイトで集まった身元バラバラの集団練炭自殺の中に一体だけ凍死死体というミステリー。そこがこの話の一番のミステリーポイントのはずなのに犯人の素性が問題にされてないせいか謎が謎にならねえよ。いやこのドラマはプロファイリングのドラマじゃないから仕方ないけど、だから余計に中途半端というか、UDIラボの扱う不自然死と事件の掛け合わせが今ひとつというか。
だっててっきりあの犯人のユキってネカマが自殺サイトを主催して誘拐して殺した子を集団自殺に偽装してるんだと思ったのに、自殺サイトに集って情報を得てるただの便乗だし。てか自殺当事者じゃないのになんで場所わかるんだよ。花ちゃんから聞き出したってこと?
その辺便乗したにしても説得力がイマイチなのは、それ以前に結局あいつなんで誘拐殺人してたのかっていうことで。あの二人が初めての誘拐殺人なの?途中ちょっとぼんやりしてたからオレが見落としたのか。
ミステリーとしては雰囲気すぎるなんちゃってミステリーというか、ストーリーかキャラかはっきりさせてほしいってところはあるかなあ。
とにかくあの凍死寸前の状況で助けを求めようとした三毛猫ちゃんの勇気と機転に泣けた。親が言い争いしてても探してくれる花ちゃんと違って身元不明なのは悲しすぎる。白夜の話は寂しすぎる。
そんで久部くんは週刊誌のスパイか。やっと池田鉄洋との関係を理解したよw そのスパイはともかく、所長が毎回事件性無しで切り上げたがるのがよくわからん。別に裏はないんだよねえ?調査中に死にそうな目にあってるのにその事自体上司に相談はおろか行き先告げてないミコトたちもだけど、現在進行形で事件が起きててそこに関わってるのに定時で上がってしまう所員たちにもイラッとした。電話番くらい置いとけよ。
ところで沢口靖子は忙しすぎるって、毎回何らかのドラマネタは入れていくんだなー。(あともういっこなんだっけ)そこは微妙w