そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

アンナチュラル#9

http://www.tbs.co.jp/unnatural2018/
脚本:野木亜紀子 演出:竹村謙太郎
 
金魚の印が見つかってやっと中堂さんと恋人のことが明らかになったけど、あの偏屈な中堂さんが付き合って結婚を考えた相手との出逢いとお付き合いの過程と逆プロポーズを見せられたあとだと、その相手が突然変死体として目の前に現れた時の彼の動揺とを考えるとさすがに悲しすぎてちょっと胸が詰まるよ。
しかも解剖の時の気管切開がI型という(野木さんのツイートみてたんで)その絶対死因を探すマンになってる中堂さんの気持ちを考えると…うううますますツラ…
しかし今回の驚愕展開は、その連続殺人犯がまさかの高瀬って…ええーーーっ?
先週のビル火災の話で、刑務所帰りの可哀想な三郎さんが命懸けで助けた唯一の生き残りのあの高瀬@尾上寛之?えええーー?その展開ありなの?まあ尾上って時点でただじゃすまないきゃらだろなとはおもってたけどさ。
でもいや、それよくわからないです。
基本的にこのドラマの展開ってミスリードっぽく展開しながら実はってのが多すぎるというか、司法法医学で事件の真相に迫るということが主眼だから仕方ないのかもしれないけどさすがに多すぎると思うのだ。いやバランスの問題で。
今回も死体殺害時期偽装だったけど、冷凍(すでにやった)と見せかけつつミスリードその2は「F」の付く蟻酸で、結局どちらでもなくホルマリンを体内に流して腐敗を止めても胃の内容物は普通に腐敗するからボツリヌス菌が増殖、一見ボツリヌス菌で殺したと思わせたという、純粋に作劇的なミスリードではなくそれを証拠不十分状況における登場人物たちの読み違え、捜査過程の気づき込みでミステリーにしてるところがやりすぎ感あるなあというか。
ごめん、オレやっぱりこのドラマダメかもw
そして中堂先生の悲しみは本物だと思うんだけど、あの中堂先生が好きになった彼女がやっぱりまったくオレの好みではないので…
ABC連続殺人犯でもいいけど、ずっとそれを知ってて追いかけてたフリー記者の北村有起哉がゲスなのかと思ったら本当にゲス記者で、いいけどそれはまずいんじゃね?高瀬を罪には問えないの?(ちょっと感想書くのがめんどくさくなったゴメン)