そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

コンフィデンスマンJP#2「リゾート王編」

https://www.fujitv.co.jp/confidenceman_jp/
脚本:古沢良太 演出:金井鉱
 
マスターク前川泰之にラブリカ小手伸也仮面ライダーレーザーこと監察医九条貴利矢の小野塚勇人って、仮面ライダーすぎるゲストwww ラブリカはやはり愛に生きるのか(笑)
全体になんとなく面白いからいいんだけど、さすがに詐欺の仕込みがあまりにうまく行き過ぎててどうかという気はする。だってダー子@長澤まさみが演技上手くないんだもん。全然説得力ないわー(苦笑)
いやストーリー的にも相当無茶展開ってのは当然だけど。いろいろありえん。
今回ゲストの吉瀬美智子のリゾート会社社長も微妙にマヌケだし、なんだろう、やっぱり説得力ないんだよなあ。
全体にテンポ良すぎて、しかも話の中身はまったくないし、詐欺にしても見せ方がすごく軽くて次から次へと展開して話が進んでるから何の引っ掛かりもなくて心にまったく残らないよ。いつだって長澤まさみの馬鹿笑いしか頭に残らねえ(悪い意味で)
でもそれでも別にいいかって気がするのは、とにかくボクちゃん東出昌大が酷い目にあってグギギ…ってなってるのを見るだけで大変胸がすっとして爽快な気分になるからですよ。何も悪くないのにそう思わせる東出くんの本人の柄というか、存在感がすごい面白くて、もーほんとそこだけ。今回の最後のあの目つきに爆笑ww
詐欺的にはたぶんどこかでどんでん返し(誰かは最初からダー子・リチャードとグル)があると思ってたんだけど、見事なまでにボクちゃんが釣り上げられるのは面白すぎる。まさか最初からラブリかと九条貴利矢も仕組まれてたとは。いや島の持ち主はちょっと怪しいと思ってたけど、その何重ものお膳立てはお話としては見事。
ってか、その上でその仕組まれてた誘導にまんまと引っかかるボクちゃんというのがあまりにもあまりということなんだけどw
ああそか、今回はそのボクちゃんの一途さが買収側の桜田社長を動かし(いやあの初心の理念が本気ならだけど)、かたや勝手に入れあげてた売却側の旅館のエロ女将には旅館立て直し資金のつもりだった1億5千万を勝手に結婚&生活資金に使われたというオチ。そういうふうに役立てろってことじゃねえとしかwwボクちゃん空回りの悲しみよ。桜田社長が心入れ替えたかどうかはともかく、ダー子的にはそこはお金さえ手に入ればどうでも良かったてことなのか?どっちにしてもボクちゃん可哀想www
しかし劇中的には同時進行出時間は流れてるとはいえ、詐欺の下準備とオチまでのスパンが長いな。もちろん信用詐欺は仕込みが命だろうけど、少なくともボクちゃんがいなかった2ヶ月の間はあの3人は揃ってなかったんだよねえ。いやたぶんその間にも別の詐欺の仕込みをしてたんだと思うけど。
それだけダー子が頭の回転が早くて天才的ってことだろうけど、あのアホみたいな長澤まさみ見てる限りまったくそうは感じられないのがこのドラマの欠陥というか、アレなところなのよね〜。ものすごく微妙w

ところであの無人島旅館のロケ地って「問題のあるレストラン」の最終回でビストロフー2号店があったとこやん。東出、ここ二回目だよw