http://www.tbs.co.jp/blackpean_tbs/
脚本：丑尾健太郎 演出：田中健太 原作：海堂尊
原作よりもむやみにダークらしい渡海のキャラのせいで、このドラマがどこに向かってるのかイマイチよくわかんなかったんだけど、まあなんとかつかめてはきたところ。
しかし絶対この病院のお世話にはなりたくないなあ。
チームバチスタの時代から20年、今現在からは30年前の話を現代の設定にしてるのは知ってるから、余計にいろいろコンプライアンス…って思ってしまうんだけど。
設定こそ現代だけど、描かれてるのは白い巨塔の時代と同じことじゃん、教授の権威主義が患者より優先するという病院にあるまじき状況って意味では。
最終的には渡海が手を出すのはわかってても、そこまでがあまりにも酷すぎて、どう楽しんだらいいのかわかりません。ここの医者、みんなんクソです（苦笑）
まあほんとに最後の最後には患者を死なすわけにはいかないからか渡海が（大金と引き換えに）助けてくれるんだけど、そんな医者置いといていいのかよ。失敗しないのでの人はフリーだからオッケーなんだぞ？勤務医だろ渡海。
しかもいくら研修医とはいえあまりに使えねー世良。誰にでも最初の手術はあるとはいえあんな状態の人手術室に入れないで？マジあんな人達の世話になりたくねえ。本当に渡海がいなきゃどうなってたんだ？
いやそれ以前に高階、責任持って助けろよ！いやその前に失敗すんなよ、緊張しすぎだろ、関川！！！もう何もかもが酷すぎる。あの患者さんが気の毒すぎるよ。ありえん、マジありえん。東条医大附属病院、今も昔も人死に多すぎ。
高階が今までに5人殺したっていったけど、一人も殺さないのがたぶん普通だから！
誰にも共感できないこのドラマ、一体どういう心づもりで企画したんだろ。原作読んだ相方によると主人公は世良（竹内涼真）で、新人看護師の花房さん（葵わかな）との甘酸っぱい青春物語らしいけど？今のところ研修医残酷物語デスよ？
