そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

シグナル#3,4

https://www.ktv.jp/signal/index.html
脚本:尾崎将也 演出:鈴木浩介 原作:韓国ドラマ「シグナル」
 
3話目の感想書いたと思ってたのに書いてなかった!更新もしてなかったw
4話目見てから気がついたからまとめて。まあ2話で1つ事件が解決していくみたいだからいいか。
今大山刑事がどうなってるのかわからないけど、彼が2000年に行方不明になるまでに関わった事件を2018年の三枝と解決していく感じなのかな。
基本当時じゃなければ確認しようがない証拠や状況と2018年の捜査結果(未解決)の情報をクロスオーバーさせながら捜査するというのが、今までになく新しいところなのか。その分ややこしいけど。
正直どっちがどっちって感じに見えるのは仕方ないか。たぶん相当都合よく話と事件は展開してるんだろうけど(時系列関係なく2000年の大山に繋がって3年前の自分に繋がるとか言ってみたり)、辻褄は合ってるんだろうからいいかな。
過去に事件が変わったら捜査資料やホワイトボードに書かれた文字がウニョウニョと変化したりみんなの記憶が改ざんされていくのはありがちな描写だけど、三枝がその影響を受けてないのは事件捜査の当事者じゃないからかなあ?彼が関わってない事件だから記憶も改ざんされず、その変化を視覚的にも認識できるのかな。
でも助けることができないものはできなくて、三枝が届けた情報でさらなる過去改変が行われるって意味ではとてもスリリング。
改変前の田中仁志は98番線のバスの乗客を適当に物色して殺してたけど、三枝の情報で5人目が未遂になってバスに逃げ込んだときに居合わせた乗客を口封じで殺したから殺害時期が早くなったんだよね?
そして田中仁志が真犯人だと気がついた大山が彼を寝たきり状態にしたことでそれ以降の連続殺人は防いだけど、よく考えると6人目、7人目はもしかしたら殺されなかったかもしれないし、殺害現場を見かけて証拠を拾って田中さんを恐喝してた八代栄子もそんなことしなかったかもしれないし、そしたら殺されなかったかもしれないわけよね…
しかしシリアルキラーの息子を可哀想な子だといってかばう父親はモロさんのビジュアル込みで完全にジョジョ第4部の吉良吉影とその父親だと思います。あの取り調べ見ててマジそんな気がした。
三枝が被害者の写真を並べてその重みを感じさせるところは良かった。
いいけど5人目未遂になった妊婦の中島亮子、本人は2018年時点では亡くなってるけど本来はお腹の子供ともども殺されてたはずで、改変されてある程度生きてたってことはあの娘は一体どこから湧いたんだろう…いたはずの人がいなくなるのも怖いけど、いなかったはずの人がいるってそれも相当ホラー。思いでとか記憶とかってどうなるんだろう。歴史の修正力って怖い。
若干ご都合なのは、ドラマの話自体は1、2話と同じくほぼ三枝無双なとこで、事件捜査はしてるけど桜井(吉瀬美智子)とか山田(木村祐一)は事件の改変自体には関わってないくらいかなあ。過去と現在で相互に情報をやり取りして、その結果変わっていった出来事が更にその間のことに影響を与え変化させていくから予想がつかないというサスペンス・ミステリーか。
あとトランシーバーが繋がる事件の時代は95年の次は97年で関連あるように思えないけど、これ関連があるとしたら大山刑事が関わってたってことだよね。
最終的にはもしかしたら2000年に何かあった(結果行方不明になった)っぽい大山の運命が変わるようなことがあって、2018年の今突然大山が出現するというのがドラマの上がりなのかなあ。だったらいいなあ。
大山はトランシーバーで未来と繋がってる認識があるから、全てが終わったところで年下の三枝警部補(たぶん失踪当時だと三枝と大山は同じくらいの年齢だよね)とご対面ってことになるのかな。なればいいな。まあその前に桜井たちの大山失踪についての記憶と過去が語られるはずだろうし、そのへんも改変されていくんだろか。キャスティング的には渡部の中本刑事部長や甲本の岩田係長は何か知ってるよね?
なんとなく話の構造がわかったら面白くなってきたかな。4話目は特に面白みあったし。最初に三枝が子供の頃に目撃した女子誘拐から始まってたせいで必要以上に彼を関連付けちゃったのが自分的にはイマイチ掴めなかったってのはあるけど、結局大山と三枝の話なのかな。その2人自体は子供のときに会ってる以外に関連性ないよね?
 
ところで昨日たまたまなんとなくフジの「おかべろ」(ナイナイ岡村隆史のトーク番組)を見てたら吉瀬美智子木村祐一が出ててたけど、キム兄が「あの無線機は2台あるようで実は同じ1台だ」ってぺろっと言っちゃったんだけど、それ本設定なの⁉と思ってすごいビックリしたんだけど。言っちゃっていい話なの?
そもそもあれ、何をどうして三枝のところにきたんだろう?なんでゴミ捨て場にあった?大山の無念の魂が宿った特別のトランシーバーなの?(録画まだあるからあとで確かめてみよう)
わかりにくかったけど拾ったのは2010年だったよね。そもそも8年間も(実際同じものだとすればそれ以上)バッテリーもつの?(そこか?)
 
追記。
1,2話を見返して確認したけど、そもそも2010年で三枝が見つけたトランシーバーは電池入ってなかった!
三枝と大山の交信を調べたんでメモ。
1回め〜2010年4月8日23時23分・三枝(城西署巡査)初交信 ↔ 2000年4月15日→大山、谷原記念病院で橋本の遺体発見(4月15日と書かれたメモを持ってる&2018年の三枝に言われたと話す)
2回め〜2010年4月27日23時23分・三枝        ↔ 2000年?月?日→大山、3年前と再び繋がると言ったあとで殺される?
3回め〜2018年4月2日23時23分・三枝(警視庁警部補)↔ 1997年4月16日→大山、三枝とは初交信。連続殺人の捜査情報から5人目妊婦を未遂にする。
4回め〜2018年4月3日                ↔ 1997年4月17日→6人目被害者
5回め〜2018年4月5日 八代英子殺害          ↔ 1997年4月19日19時55分→7人目被害者ラーメン屋の北野みどり
6回め〜2018年4月6日 犯人特定
7回め〜2018年4月7日 連続殺人犯逮捕
2018年は日付が同じように流れて毎日交信できてたけど2010年はどうなのかわからない、そしてもし大山が持ってたトランシーバーと同じものを三枝が持ってるんだとしたら、4話の時点で大山はまだ行方不明なので彼が持ってたトランシーバーが発見されてるはずがないと仮定。
するとその同じトランシーバーが警察の備品倉庫?に保管されていて、ちょうど2010年4月8日に廃棄されようとしていた、というか警察にあったってのはどういうことなのかと。大山が拳銃で誰かに殺されたとすると彼を殺したのは警察関係者?
三枝がそれを明らかにすることが出来るのかどうか、過去の事件を解決することで大山の運命が変わるのかどうか…というのがクライマックスの大きな謎解き?
ところで過去の桜井さん、吉瀬美智子なの…?ってくらいにものすごくダサくて(あれ吉瀬さんだよねえ?>髪型が変わると人の顔がわからない)いろんな意味ですごい。