そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

コンフィデンスマンJP#7「家族編」

https://www.fujitv.co.jp/confidenceman_jp/
脚本:古沢良太 演出:三橋利行
 
理花という名前の役なのに真知子巻きで現れるダー子さん。「君の名は」かよw
リチャードの情報提供で元経済ヤクザのじいさん(竜雷太)の遺産を狙うダー子さんたち。
偽物だらけの子供たちとの家族ごっこの果てにちゃっかり他の詐欺師を出し抜き、おまけにいつも通りボクちゃんも利用して10億の遺産をゲット。おまけになんかイイ話で終わってメデタシメデタシ。珍しく清々しかったわーw
今回はダー子さんの計画全部大当たり。ボクちゃんの人の良さまで計算に入ってるダー子さん、確かに偽物の子供たちが残るよりも、他人な娘婿が親身に看取ってくれたってほうがありがたみは増すかもね。(娘は出て行ったのになんで婿がいるのかと思わんでもないが…)
しかし岡田義徳桜井ユキの詐欺コンビ、巣鴨のキンタ・ギンコの偽兄妹までは予想ついたけど、金庫をすり替え本物の兄妹の偽物を仕立て(しかもその子猫ちゃんが前田敦子中尾明慶って!)最終的にボクちゃんが金庫の暗証番号を手に入れるというとこまで読みきってたダー子さんの勝利だよね。今回は経費もかかんなかったし。(にしてもリチャードの取り分が2億!)
家族がいたことない詐欺師たちと、家族に縁が薄い経済ヤクザのじいさん。ずっと付いてたお手伝いさんだと思ってた人が最後の女じゃ、そりゃ本当の家族は近寄らんわなw
そういう意味で遺産目当てで集まった偽物家族で本物の家族よりも本物らしい家族ごっこの日々が楽しければそれでOKなのか。偽物の家族の思い出でこの世を去る方がいいと思えるくらいの寂しさと取るべきなのかわからないけど、満足ならそれでいいんだよな。まさにこの世は何が本物で何が偽物なのか、人の気持ちと真実は違うのかもね。
まあ人のいいボクちゃんは巣鴨の詐欺師たちにも分け前を渡し、最後も全員遺恨なくお見送りの花火大会ができたってことでは本当にええ話ですよ。(がめついダー子さんじゃそうはいかなかったかも?)