そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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仮面ライダービルド#38「マッドな世界」

テレ朝 http://www.tv-asahi.co.jp/build/ 東映 http://www.toei.co.jp/tv/build/
脚本:武藤将吾 監督:山口恭平
『あなたを信じた僕がバカだった…』
 
あらすじが普通のあらすじだった…戦兎戻ってきてー
そして佐藤太郎の顔になって喜んでる葛城巧に誰か突っ込んであげてwいや喜んでるよね、確実に。
それよりオレも今まで何度も言ってたけど、難波会長は本気でエボルトみたいな強大なパワーを持った何を考えてるかわからない地球外生命体が、自分の世界支配に協力してくれると思ってたんだろうか。だとしたら平和ボケとしかいいようがないんだけど。戦争屋なのに平和ボケかよw
内海は難波会長がいる間は幻徳たちに共闘を願い出もするけど、会長が消されてエボルトに仲間になれと誘われたらそっちに行くのかー。
一瞬幻徳みたいに仲間になったふりして実は…かなとも思ったけど、幻徳みたいに洗脳されててもされてなくても国を一つにするという強い信念があるわけでもない、しかも下克上したらいきなり逆ギレするようなタイプってことを考えると本気で寝返ったんかな…上がいなくなったらはっちゃけるタイプなのか、難波会長の敵討ちを考えてるのか、あの演出じゃまだちょっとわかりかねるかなあ。
鷲尾兄弟も最後は改心というか、人のためにで散っていったし、出来れば敵討ちであって欲しいけど。(東映公式読んだら完全に寝返ったようですね…残念。

葛城巧がいきなり今この時に戻ってきてこの状況を知って、ある意味幻徳に裏切られてたってことになるのがツラいっす。
葛城巧は悪魔の科学者ってのは幻徳や研究所の人間が言ってたことだけど、それは地球外生物のエボルトを倒すための力を軍事兵器に転用し、犠牲が出るのをわかって戦争を起こしたという意味で悪魔に魂を売ったってことであって、葛城巧の本心としてはそんなことはしたくなかった、つまり彼の正義は記憶を失った桐生戦兎としての正義と変わっちゃいなかったってことだけど。
ただ戦兎が今まで記憶がないなりに自分を獲得するために自己犠牲でヒーローやって、やっと乗り越えた戦争を起こした張本人という事実を、葛城巧は正当化の理由である幻徳の裏切りという結果とともに押し付けられたわけで、葛城からしたら何ひとりでいい人ぶってんだよって感じかしら。
でももちろん幻徳も彼なりの葛藤や思惑があって今の彼になってるってのはわかってる以上、この2人のすれ違いがツラいっす。
いやでもやったことの結果は今この現状なんだから、戦兎にしても葛城にしても自分があずかり知らぬ状況の始末を取らざるを得ないってのはなかなか厳しい顛末かも。
しかもライダーシステムはエボルトを倒すためとはいえ戦えば命を落とすわけで、それって悪意を持った外敵と戦うためには結局誰かの犠牲は必要だってことなのかなあ。
葛城「また、人の命が…なんでこうも簡単に…」
エボルト「これがお前創ったライダーシステムの末路だ」
くく〜、エボルト憎い。ちゃっかり石動惣一の姿借りてるし。(前川さんの出番が減らなくてよかったw)
とはいえ、葛城が人が死ぬことに対してちゃんと悲しむことができる人でよかったとは思うんだけど、それは彼が〈悪魔の科者〉と言われてた序盤から、彼がそういう人間ではないってのは視聴者も万丈や戦兎も知ってたはずなんだけどね。
ここで最初の頃に戦兎たちが北都の葛城巧の実家に行ってたって話がすごく生きてくるんだけど、当時なぜ葛城本人がまったく出てきてない状態でそういう話の展開をやってるんだろうと思ったんだけど、これが遠い伏線だったってのは改めてすごいなあ。

そして内海も変身して仮面ライダーに。予告にいた白いコウモリっぽいやつは内海だったのか。マッドローグね。
難波会長と鷲尾兄弟はお疲れ様でした〜!

そしてエボルトの遺伝子(だからその遺伝子ってなんなんだ)が抜けたはずの万丈の謎の記憶からして彼にはまだ何か謎がありそうですが。
 
予告。
え、もうヒーロー復活なの?戦兎の声だったよ!戦兎復活は嬉しいけど葛城巧はどこにいったのか心配。僕ちん結構葛城巧好きなんだけどな…
予告の前にCMでネタバレされたけど、白い虹色のビルドが!何がどうしてそうなった
そして葛城と戦兎は?