そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

シグナル#8

https://www.ktv.jp/signal/index.html
脚本:尾崎将也 演出:鈴木浩介 原作:韓国ドラマ「シグナル」
 
一週遅れですが。
大山が行方不明になったことと直接関係してるっぽい武蔵野市の集団暴行事件というのが思った以上に胸糞悪い酷い事件なんですけど。
あの父親からして井口さんとこも酷い家庭なんだろうけど、それにしたって寄ってたかって女子高生を10人で暴行してあげく誰とでも寝る女なんて噂流されて二次被害まで受けなきゃいけないものなのかと。そりゃ自殺したくもなるって…
今なら炎上必至だよ、警察の対応が酷いって意味でも。ほんとここの警察無能ばっかだな。
まあ父親の態度にしてもどうかと思うっつか、いくら娘を転校させたり引越しするのにお金がかかるといってもそれは本末転倒だよなあ?バカなの?
てか井口さんも中学レベルの学力しかないって時点で家庭に問題ありなのか?
それより三枝のお兄さんの亮太が彼女に勉強を教えてあげてたことを知ってる賢そうなお友達が瀬戸利樹くんだったんだが、この事件に関係あるのかどうなのか、何もなく瀬戸利樹ってこたないよなあ。真犯人は小川って子なのは確定だとしても。
真犯人は、結局ゼネコンと繋がりがあるから金を積んでもみ消すというクソみたいな顛末すぎてもう本当にクソだな。
真犯人の同級生揉み消しの時に野沢が言った「元気があって良い」は、昔大学の集団暴行事件で誰だったか政治家が言って炎上した失言だよな。
当時の警察の無能さもあるんだけど結局そういうことじゃどうにもならんよなあ…井口さんの気持ちは察するに余りあるけど、それでも加藤亮太を犯人だと言わざるを得ない気持ちを考えるとあまりにも悔しすぎる。
そして兄の事件の真相を知った高校時代の三枝が、1話だか2話だかの高校生のときの血だらけな三枝の伏線としてやっとここにきて回収。

そして、ああとうとう大山の死体が…これなかったことにならないのかなあ。
大山と三枝のつながりはどこなのか、小学生時代のあの事件だけだと弱すぎかなあと思ってたけど、三枝兄が身代わりにされて死んだ事件に関わってたなら話は別か。
というか三枝に忠告されなくても関わってたのは確かだから消されたのか、三枝からこの事件のことを聞いてたせいであえて関わったからその真相に気がついてしまうことになったのか、本当の時間軸ではどっちだったんだろ。
もし後者なら大山が死ぬ原因は回り回って現在の三枝だったってことになるわけで、今までの事件の改変を考えてもないことはないような。そこ突っ込むのかなあ。
あー、毎回元ネタドラマの内容をググりたくて仕方ないよw
あと中本が思った以上に酷いな…彼はこの物語において一体何を目指してるんだろう。
というかこれ、もし集団暴行事件の犯人が変わったら、今現在の状況はどうなるんだろうか。あまりに影響大きすぎる気もするけど、ドラマ的にはまさに今のこの状況を変えるための過去改変なんだし、三枝の記憶は残るんならどんな結末になっても無駄じゃなかったと思えるんだろうけど…
でも何事もなかったかのように大山が生きててもやだなあ…(複雑)いや抹殺されなかったとしても殉職してるってこともありそうかもしれないか。
つまるところ、このファンタジーな時間改変の話が大山失踪の真実を明らかにするためのものだとすると、その真実のために一体どれだけの人が助かり、また死ぬことになったのかと思うとやるせない…