そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!#10

http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/magimajopures/
監督:三池崇史(総監督)シリーズ構成・脚本:藤平久子
 
録画してたマジマジョピュアーズやっと見た。やってることは何もかも完全にプリキュアのパクリだけど、CG 技術の発達で思った以上に出来がよくって面白かった。これ総監督が三池崇史なんだ?なんで三池監督が?
てかパクリって言っていいよねこれ。だって実写+CGだけど、衣装から変身シークエンスから全部プリキュアのいいとこ取りそのまんまやん。よくプリキュア勢から何も言われないなあw
というか前番組「ミラクルちゅーんず!」からのシリーズだって、友だちに聞いて初めて知ったよ。なんかニチアサが枠移動したらプリキュアにそれっぽいものぶつけてきたって認識しかなかったんでてっきりアニメだと思ってて、実写の少女向け特撮だってのも見て初めて知ったですよ。ほんと今さら。
ただ前のやつのビジュアル見たけど、たぶんオレミラクルちゅーんずだと全然ピンとこなかったと思う。マジマジョのキラキラさ加減がちょうどいいというか、たまたま見たのが10話目でゲストが森永悠希で話が普通に面白かったからってのはあるかも。
というか、これだけ完璧にプリキュアを実写化(というか完全にコンセプトとしても映像的にもパクリだよ!)できてると、実写な分だけコンテンツ強度高いな。絶対こっちの方が好きだよなー、リアル女児は。
ラクル〜よりもぱっと見画面がキラキラしてて現実感がないというか、うっかりするとディズニーやピクサーのフルCGアニメーションぽくて逆に違和感がないというか。
あとこれ見てると女児向け少女戦士アニメに巨大な敵とのバトルいらねえっていうか、必要なのはアクションじゃなくダンスってことだね。(オタク女児はその限りじゃないけど)
それこそ白黒プリキュアの頃はちょうどおジャ魔女終了からの流れで「女の子でも戦える」というのが世の中の流れとして当たったけど、今ってもう違うと思うんだよ。いやプリキュアじたいがそういうお約束になっちゃった時点でつまんなくなったと思うんだ。
たまたま今回のこの話がそうなのかもしれないけど、(あとたぶんCGの都合?)その辺の敵の巨大化&仲間全員で戦うというお約束的な無理がないから、その分話が普通に面白いです。これ最近のプリキュアだったら先生のキャラ性とかお悩みとかはまるっとスルーだよね。(そういうとこがつまんないんだよ)
あとアニメより実写の方が現場で臨機応変出来るせいかグルーブ感があってなんか楽しげ。
今回戦ってたのはモモカだけだけど物足りなさがないっつーか、逆にプリキュアが仲間と戦うことで一人ひとりのキャラ立ちが薄まる気がしてたから、逆に今回はこの子メインってのがOKって時点で話を深掘りできるのかしら。
友だちによるとマジマジョのほうがプリキュアよりもちょっと年齢層高いらしく、番組的にはアニメが好きなオタク女児と現実寄りのリア充女児違いかなと思ったくらいだけど大きくなったらプリキュアは卒業するものらしいし、むしろそのあと…ってことなのかなと。
主人公たちの設定も中学一年なので、それくらいなら同年代のアイドルが好きでもおかしくはないし、憧れの対象としての主人公設定は実写ならではの事情を考えても(小さい子は使えない)戦略としては正しいなと。
テレ東ってことを考えるとまだ全国区ではそんなにメジャーじゃないんだろか?でも雑誌展開はしてるみたいだし、ジワジワきてるのかなあ。
でもまあ面白かったんで毎週見ます。
ある意味ベタすぎて衝撃的だったのは、敵がやられた後にそれをお掃除にくる魔法のほうきみたいなフラダンサーズ。なんかツボったww
それとOPの変なおっさんはなんだろうと思ってたけど、公式見たらまさかの遠藤憲一!?えー!!OPにもいるってことはまた出てくるの?なんかすごいキャラよ?
あとどうでもいいけどwiki見たら主人公のモモカちゃんがオレと同じ誕生日なんですけど!一気に親近感w