そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

dele#5

http://dele.life
監督:常廣丈太 脚本:本多孝好 原案:本多孝好
 
最初にあの二人の役の雰囲気からして、あれ?っと思ったけど、やっぱりそうなのか…と。
依頼人の聡史にしても圭司と元カノにしても、会話のやり取りから(視聴者は)その関係性を探っていくという話だよね?それにしてはかなり高度な読み取りテクを必要とさせられてるけど。
まあ確かにゲイという関係性なら幼馴染が橋本愛でもそりゃ無理だろとしか言いようがないわけで、いくら好きでも残念だったねというしかないよね。
いや最初は楠瀬さん@橋本愛が嘘つきなのかと思ったけど dile.life の依頼について探ってたってのもあるし、婚約者というにも全然そんなふうでもないし、聡史の婚約者?らしき人が病院に来てない、でも数少ない友人で直前一緒にいたはずの宮田くんも「友人」が危篤かもしれないのに見舞いもせずバーでただ座ってるというのも変な話で、だとしたらその理由はそれしかないよねと。
そういうのをはっきり言わないけどじわじわとわかってくるという、その一連の見せ方がとても優しいと思う。
そんな中でそれがわかった瞬間の楠瀬さんのあの表情がすごく印象的で、世界は残酷だなと思った。でもそれはどうにもならないよなあ。
あと画面の色が今回は他の回よりも複雑な色味でとても美しくて思わず見入ってしまったよ。
そして圭司の方も彼女との関係性を説明するわけでもなく、会話とやり取り、そして圭司の性格から想像していくあの二人の関係性が謎めき過ぎてて。そこに柴咲コウってのはあまりに含みもたせすぎじゃね?w
最後の明奈さんの言葉はだいぶ強制的に圭司にそれを言わせようとしてるのかなと思ったけど、本人が「もうすぐ削除を依頼するかもしれない」というから、逆にすでに結婚が決まってるとかなのかと思わせつつ、圭司の方はむしろワンチャンあるのか?みたいな雰囲気で、一体どちらが正解なのか。それを明かさないというのがまたもどかしいというか、ちゃんと補完してほしいような感じもするんだけどなあ。
果たして圭司の勘違いなのか、それとも彼女は本当に待っているのか、いろいろ謎めきすぎているよ。