そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

神ノ牙-JINGA-#1「神牙/JINGA」

http://garo-project.jp/JINGA_KAMINOKIBA/
脚本:田所周 監督:梅津芳臣 原作:雨宮慶太
 
井上まーくんの牙狼って、てっきりジンガがホラーになる前の話だと思ってたのに生まれ変わりだと?それアリなんだ??まあいいんだけどー
監督も変わってまたちょっとテイストが変わったのでそれはそれで。全体にエロもバイオレンスもなくなった感じはするんだけど、そこでどれだけ牙狼っぽいことができるのか…ってとこなんだろか。
そういや今回はいつものテレ東のあの枠じゃなくMXだったとは。録画予約する時ちょっと探しちゃったよ。
しかしあのジンガが生まれ変わって…と簡単にいうけど、それって道外流牙のあのシリーズからもまた離れたってことだし、オレ的にはちょっと劣化コピ…げふんげふん、いやまあいいや。
ただストーリー自体はすごくまとまっていわゆる“普通の”お話に見えるんだけど、その分やっぱり牙狼っぽさってのは薄い気がするんで(でも雨宮監督が直接関わるのは嫌なんじゃい)もうちょと牙狼自体の方向性を考えたほうがいいんでないかなあと思わんでもない。あ、でも放送局が変わってるから仕方ないのかなー?
なんつーか、ジンガをトラウマがあってホラーを斬れないという設定にしてるからなのかどうか、ホラー側に普通に感情移入とか共感できるようになってるんだけど、その分今までのホラーの理不尽さとか人間がいる限りホラーが尽きることないという業みたいなものが薄れてるのよね。それは牙狼の大前提である「ホラーに対して容赦しない」ということと相反してるんじゃないかと。
冴島鋼牙のシリーズから年代も世界観もパラレルしたスピンオフ的な道外流牙のシリーズ、さらにそこからのスピンオフってのは結構遠くにきたって感じなんだけど(オレの中では牙狼は一度闇照で終わってるので)できればもうちょっと強烈な個性みたいなものは欲しいかなあ。主人公の設定の問題じゃなく世界観の設定の問題としてさ。
というか、なんで今回ザルバはいないの?冴島鋼牙のシリーズと繋がってないボルシティ編でもアニメでもザルバは基本なのに。違和感はそこか?
にしても、初回でジンガの父親が風間トオルだとか師が小木茂光だとか、その辺は奢ってるなあw