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脚本：金子香緒里 監督：中澤祥次郎
『ノエルさんが、人間じゃないなんて…』『えっ、知らなかったの？』
ええっ？ノエルが人間じゃないってどういうこと？
というか、全くそんな伏線の前触れもないままいきなり衝撃の秘密の暴露をされてもって感じ。
あとなんでグッディそんなにリアクションが軽いんだ？知ってて当然みたいなその言い方なんなの？今までそんなこと言ってないしそんなそぶりも見せてないだろよ。お前らの関係どうなってんの？
そもそもギャングラーとはなんぞや、ルパンコレクション、およびルパン家とはなんぞやという説明が全くないままいきなりポッと出のゲストキャラが（スピンオフでやってたらしいけどまだ見てない）メインキャラの秘密を暴こうとするとは。
いやそれはいいんだけど、そのゲストキャラの東雲悟って本物なのかな？
あの中で一番感が鋭いつかさが怪しいと思ったのは次回への布石だろうけど、だったらつかさたんのその感は正しいよね？甘いもの食べられなかったはずとかコーヒー飲んで変な顔とか、ギャングラー舌？そもそも勤務中におやつの時間でもないのにお土産食うなよ。ぶったるんどる！
そしてノエルがギャングラーに写真入りのメッセージカードを置いていくようなマヌケでない限り当然誰かの策略だし、当然ノエルがいる場所を知ってた悟が彼を罠にはめた張本人だよね。
しかも悟はフランス本部なのにノエルのこと知らないのはともかく、日本支部の人たちがノエルのことを快盗かつ国際警察だって知ってることも知らないっぽいやん？
あのメッセージカードがあまりに快盗み溢れててるのも伏線っぽいけど伏線じゃないとしたら何なのとしか。快盗の仕業に見せたいわけでもないっぽいし、悟もノエルが快盗だってことには触れてないから悟の仕業とも言い難い、その弁組的に中途半端なミスリード何なの？
あまりに当然すぎる展開だけど一応突っ込んどくけど。
まあそうなるとギャングラーのスパイというかギャングラーだよね、東雲悟が。もちろんゴーシュのいう「エックス」ってのも単にミスリード狙っただけ、もしくはあえてそう呼んで圭一郎たちを混乱させたいためだろうし。
あと快盗たちはトカゲギャングラーが人間の皮を被ってるってことに気がついた…から、それってたぶん悟もギャングラーが皮を被ってるってことなんだろうと思うけど（つまりニセモノ）
いやそんなわかりきったことを延々と書いてしまうのは、うーんオレ、そういうなんつーか伏線張らないまま答えだけ言っちゃうような不誠実な構成とか意味ないミスリードとか好きじゃないからなんだけどさ。なんかすごく卑怯な感じ。
現状大元のところに文句はあるけど別にストーリーがつまらんわけでもないし、展開自体は面白いんだけど、なんかそういう描くべきところを描かないまま話が進むのは好きじゃないんだよなあ。なんで素直に「面白い！」って思わせてくれないんだろ。
ノエルの正体が人間じゃないとしても、だったらコグレさんがやたらノエルに敵意を向けてるのとか、ノエルとグッディは仲良しだけど、以前からグッディがコグレのことを怖がってるのとかそもそもコグレさんがかなり人間離れしてるとか、布石のつもりの描写なのかどうなのか。布石というにはあまりに小石レベル。しかももう12月ですよ。展開遅くね？
結局快盗たちはノエルが「人間じゃない」ことが問題で追っかけてて、圭一郎たちはノエルが「スパイじゃないか」って事で追っかけてて、それってギャングラーに対してどうなのかって意味でも同じ比重の話なの？って思っちゃうしー。
いやどう考えても、ノエルが「人間じゃない（かも？）」ってことの方が衝撃でしょ。そういうとこだよ。
それと絡めてゴーシュが持ってるコレクションの「世界を癒やそう」って、ノエルに何をどうしたの？あれはどういうお宝なの？
でも最後にステキなパルクールを見せてくれたノエル、その動きはどう見ても人間じゃないよ！凄すぎる（笑）
予告。
ノエル、まさかクリスマス間際で退場って事ないよねえ…ノエルだけに。来年までいて〜
