そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

トクサツガガガ#2〜4

https://www.nhk.or.jp/nagoya/gagaga/
脚本:田辺茂範 演出:末永創、小野見知 原作:丹羽庭
 
同じものが好きなオタク同士で集まってキャイキャイいうのが楽しいのはわかるので、仲間集めとオタクたちのきゃっきゃうふふは楽しく観られるよ。
一応オレは別にカミングアウトオタクでもないし、単に常に普通でそこそこ擬態が上手いってだけなので余計に彼女らのあの気持ちはわかんないんだけど、なんか生きづらそうだなあとは思う。でもまあオタクって勝手に頼まれもしない重荷を背負いたがるからそういうもんかもねーと理解。
擬態が上手いかどうかは単に場の空気読めるか、その集団(会社とか)の性質、その当人のキャラやソツなさだと思うんで、まあつまりオタクの大部分がそういう能力に欠けてる、おまけに自意識は非常に過剰ってことだと思うんだけど、思った以上にこの作品(ドラマも原作も)オタクに支持されてるってことはそういう人が多いってことなのかしら。
いや例えば、いくら世間的にジョジョエヴァが認知されてるからといっても日常生活内でセリフ喋っちゃダメでしょう…的な一般社会に向けての配慮?くらいな?それは必要でしょ。オタク趣味に限らずなぜできない…とは思う。
まあそう思ってるオレでもやっぱりカラオケで特ソンアニソン歌ってる時に店員来たら歌うのやめるよね(苦笑)
てことで北代さん@木南晴夏が追加戦士になる流れと、最後の任侠さんは良かったね…と(ホロリ)任侠さんのキモオタだけど純な乙女な心に奇跡が起きたんや!w
今んとこ共感できるのは吉田さんくらいだけど、彼女なんで特撮卒業しようと思ってたんだろ。別に卒業する必要ないし、ドルオタの話の流れでオタクは卒業できない、みたいなのがあったから吉田さんに話降るのかと思ったらそういうわけでもなさそうだしなあ。原作では彼女のお話はあるんだろか。
北代さんもあのキャラ変がいまいちよくわからないし、みやびさんとのことでそうなったのかどうかもいまいちわからんのがお話としてはモヤモヤする。まあ相変わらず主人公には一ミリも共感できないんだけどさ。
てか、こういう話が受けるのはわからんでもないんだけど、単にオレがもう今さらこういう自意識と世間体の間で悩む〜的なお話を見たいと思わないだけなんだろな…ってことで理解した。仲村さんのお母さんがああいうタイプでそれに反論できないってのもなぜなのかわかるし、でもそこで自分を殺しててもいいことないじゃんとしか。なんかねえ、生きづらそうだね、でもそれは自分が本気で変わろう・変えようと思ってないからだよねってことで。
いいけどチャラ彦(なんかマジマジョのキャラみたいだぞw)は案外いい物件だと思うんだけどなあ。おそらくこのドラマ的に本命もしくは追加戦士orサポートのおやっさん的人物な小野田くんよりチャラ彦と付き合った方が絶対お得な気はするよ?てか吉田さんとチャラ彦つきあわねーかなあw
あと一応言っときたいんだけど、あのジュウショウワンの主題歌が80年代のロボットアニメテイストもしくは90年代前半の特撮ソングすぎてつらみ。いや一般向けとしてはこれくらいの方がキャッチーなのはわかるんだけど。てか仲村さんたちは一体いつの時代のオタクなんだ?今この現代じゃないよねえ?20年くらいのタイムラグを感じる。