そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

[ドラマ] トクサツガガガ#6

https://www.nhk.or.jp/nagoya/gagaga/
脚本:田辺茂範 演出:末永創 原作:丹羽庭
 
仲村さんがイタイのはともかく、あのお母さんマジ酷いよ。
特撮趣味とか関係なく、単に子供を自分の思い通りにしたいだけの毒親じゃんよ。いや毒親なのは今でで十分わかってたけど。
お母さん言ってもわからないタイプっぽいからある程度は仕方ないし、あの状況で仲村さんに落ち着けっていうのもさすがに酷なので今回ばかりは仲村さんにちょー同情。
てかお母さんだって娘いくつだと思ってんだよ。ピンクのフワフワとか白のヒラヒラとか、いつまで着られると思ってんだ?特撮趣味よりシビアだぞ…と言ってやりたい。
でも仲村さんの場合、特撮がどーたらじゃなく自分の意見を親に言えない、言いなりになってしまうからそんな極端から極端に流れるわけで、思い込み思考とコミュニケーションに難があるのはそういうとこだよなー。
だって自分がそうだからと言って任侠さんの親子関係までそうとは限らないわけで、やっぱり仲村さんって基本周りをちゃんと見てないよね。思い込みだけで生きてるというか。
ドラマだからもうちょっと普通に目配せは出来てるけど、ああ〜なんかいろいろモヤモヤする〜、でも基本的にあんな自意識過剰すぎる被害妄想も激しいオタクは好きじゃないー
言いなりになるってことはお母さんに悪いと思ってるからで、シングルマザーで育ててくれたことに恩を感じてるからだと思うけど、もうちょっとなんとかならんのかと。

大人のオレが考えるに、たぶんお母さんにも女の子が女の子らしくないことを毛嫌いする特別な事情があったかもしれないし、可愛いものが好きな自分を肯定してもらえなかった(実現できなかった)トラウマがあるのかもしれないけど、この際そこは娘の仲村さんは考慮しなくていいと思うし、むしろそれを否定できる大人になってほしいなあ。それが子供が成長するってことで、親殺しとまでは言わないけど子供は親を乗り越えて自分の人生を生きなきゃいけないと思う。子供は大人の事情なんか考えなくてもいいんだよ、だっていつまでたっても親からしたら“子供”なんだから。親は大人なんだから自分でなんとかしろよ。
だから今まで隠そうとしてたのは仕方ないけどもうちょい死ぬ気で親にカムアウトして戦ってたなら何とかなったんじゃないかなあと…思わんでもない。お互いもう少し歩み寄れないものなのか。というかお母さんが自分が間違ってることに気がつけ。仲村さんは痛々しいけど明らかにお母さんの方が間違ってるよ!
ただ仲村さんもなあ、コピー会社の営業さんにあれをやらせて「見たかっただけですありがとうございました!」ってな人が他人の気持ちを慮れるかというとどうかなあと思うわけで、自分の楽しみのために他人を思う通りにしたいだけなのは同じじゃないかなあ。もうちょっと相手とコミュニケーション取れるようになろうぜ。そういうところだよ、仲村ちゃん!
オタクでもオタクじゃなくても他人に必要以上に干渉しない、でも理解・共感して相手を尊重して生きるってのがテーマだと思うけど、そもそも仲村さんが出来てないから…

あ、吉田さんは彼氏に言ってないのかなあ。いうタイミングが難しいのか、てかオレ思うに最初から隠すからダメなんだと思うけどなあ。趣味を人に言えないとか恥ずかしいとかじゃなく、付き合う相手に隠すのはダメでしょって話ね。だってそんな人と付き合ってて楽しい?そしてシネコンにいたからといって戦隊映画見てるとは限らんだろ。(ダミアンくんは子供だから無茶ツッコミしてもよし)