そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

騎士竜戦隊リュウソウジャー#3「呪いの視線」

テレ朝:https://www.tv-asahi.co.jp/ryusoul/
東映https://www.toei.co.jp/tv/ryusoulger/index.html
監督:中澤祥次郎 脚本:山岡潤平
『ういは、友達だから…』
 
緑の子がああいうタイプだとは予想外。てっきりあざとい弟キャラだと思ってたよw(むしろ兄ちゃんの方が気になる)
それはそうとして、マイナソーを創るときに緑のドロッとしたもの飲まされたり、見たもの全部石にするのがわりと容赦なかったり、結構ホラーものの文脈演出って感じが。
直接見てなくても攻撃(影響)が出来るってのは「リング」っぽいけど、「いぬやしき」の獅子神の攻撃とか、藤田和日郎の「邪眼は月輪に飛ぶ」のフクロウとか思い出すよ。
しかも作品自体は楽しい感じを醸し出そうとしてるのに、マイナソーを倒すためには元になった人間を殺すのが一番早いってシビアすぎだろ。というかそういう設定なのは百歩譲るとしてそこに対してフォローがなかったけど、あの兄弟が今までそういう風に戦ってきたんだとするとそれはちょっとやだなあ。
何より今回3話めでもうういちゃんからマイナソーが創られて…って話は、ういちゃんがどんな人間なのかわからないからちょい早い気がするんだよ。
てかまあ構成というか手法としては、既成事実的にそういうキャラですよ〜ってのを見せたかったんだと思うけど、それは5、6話あたりで良かったんじゃないかな?先にコウたちリュウソウジャーのメンバーをもっと詳しく描いてよ。
このところの戦隊は毎回思うんだけど、なんで初っぱなの展開が急ぎすぎるんだろう。子供目線でみても 普通にまず目がいく、期待してるのはリュウソウジャーのお兄さんたちがどんな人なのかだと思うんだけど?当然彼らをたくさん描いた方がいいと思うけどなあ。
あから今回の話は当然ういちゃんがどんな人なのかがもうちょっとわかってからの方が良かった気がする。
お父さんが研究者としてちょっと異端で(ってかお父さん仕事何?大学教授…って、そんな異端研究してても大学に勤められるの?)、本人痛々しいし必死さ伝わる雰囲気でどう見ても友達がいない寂しい子だし、でも注目されたいのにユーチューバーとしては滑り気味…っていうそんなちょっと変わってる子だというのを見せてからの方がさ。
その方がマイナソーを倒すためには元になった人間を倒せばいいって聞いて自分が犠牲になればとネガティブなことを考えてしまうような気持ちの優しい子だとわかるし、そう思うことがそもそもちょっと病んでるってわかるし彼女のキャラが引き立つと思うんだけど。
オレもただの空気読まない能天気キャラはウザいと感じる方だけど、ういちゃんにそう思わなかったのはたぶん彼女がそういう痛々しさを抱えてるからかなと。ういちゃんに「私が犠牲になれば」とか言わせちゃダメ!
だからどうせならそういうネガティブな性格のういちゃんが1年後にはもっと自分を大事にできる明るい子になってほしいと心から願うよ。友達だからってのも3話目でいうには早すぎるかと。
あとさ、まだ完全体以外のマイナソーって2体目だけど、敵の全体像が見えないうちにこの1体だけ倒せば…ってやられても、いやそいつ倒してもあんま意味ないよね…としか思えんしなあ。どう考えてもやっぱり今回の話はここじゃないと思うんだ。
今回の話自体もちょっととっ散らかってるというか、ういちゃんがマイナソーの元になったってのと、バンバ&トワ兄弟が出てくるのと、メルトが上メセでトリケーンがいうこと聞かないっての全部入れるこたないと思うし、最初からなんか急ぎすぎてるからか、彼らリュウソウジャーがどんな能力を持ってるのかまだ全然分かんないから、メデューサちっくなマイナソーに対してどう戦うのか?って考える余地がなさすぎて。地面を割って敵をコーティングするってやられても。
というかオチが固まるほど面白くないから…でいいの?いやだからその前にういチャンネルが面白くないってちゃんと見せて!?
 
予告。
とりあえずオレにしては珍しく黒押しで。緑の子は青と被るのかと思ってたのになんでそんな好戦的なの?