そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

仮面ライダーゼロワン#3「ソノ男、寿司職人」

テレ朝 https://www.tv-asahi.co.jp/zero-one/
東映 https://www.kamen-rider-official.com
脚本:高橋悠也 監督:中澤祥次郎
『ヒューマギアは人間と心を通わせるパートナーだ、道具じゃない!』『ただの道具だ』
 
3話目にしてやっと主題歌が!
かろうじて西川チャンの曲だとわかるくらいだけど、分かりやすくカッコよくて良いですね。ジェロワンジェロワンジェロワン……とつぶやいてしまうよw
そして寿司職人の職業紹介?このまま毎回職業紹介ネタやっていくのかしら。
しかしなんでイカ。今回これ見てる間ずっと千鳥のノブの「イカ2貫」のネタが頭の中をぐるぐるしてしょうがなかったよww(ネタはともかくあのイントネーションが好き)

滅亡迅雷.netはヒューマギアが人間性に目覚めたらその人間を殺すように仕向けるということみたいだけど、まあその辺もおいおいか。
つか専門職にヒューマギアを派遣するって、結構めんどくさくないかな、調整とか。
今回も頑固一徹の寿司屋の大将が体の不調のせいで店を任せるヒューマギアを雇わなきゃいけない…という理由はわかるけど、ことの切迫性が全く理解できないんだけどさ。心があるとかないとかの問題じゃないような。別の話だろそれ。
弟子が大将についていけないってのも、握り方どうこうじゃなく大将の人間性についていけないって話じゃんよ?だってどんな握り方しようと美味しいならその技教えて欲しいよね。やっぱり心の問題じゃないような…しかも動画見るだけでAIが学べるならもちろんほかの寿司職人と共有も出来るよね。それとも大将と心が通じ合わないと同じ握りと同じ味が出せないのかしら。まあお話的に言ってることはそうみたいだけど。
リアリティレベルがそうならそうのつもりで見るけど、なんか微妙にありがちな展開として誤魔化されてて話がすごく子供だましだよね…とは思う。
 
ヒューマギアとどう付き合うかは人間次第…という良くも悪くも取れる言い方を、唯阿は“道具”と割り切ることである意味理性的にヒューマギアを認め、或人はヒューマギアを生かすも殺すも人間の“想い”次第と言う感情面でヒューマギアを必要とするという、対比のようで実は方向は同じと言うところは上手い。
ただ一見冷たく聞こえる唯阿の道具発言も大将には別の意味に聞こえたってことみたいだけど、どう考えても反対なことを言ってるように思えたんだけど。大将、今の唯阿と或人のやりとりちゃんと聞いてた?
オレよくわかんなくてそこ何度かリピッちゃったけどやっぱりよくわかんなかったぞ?
バックアップがあっても心が通ってない、状況の記憶だけでは元と同じヒューマギアではない、元どおりにはならないのは1、2話でもちらっと言ってた気がするけど、だったらAIのヒューマギアが獲得する(それ故に滅亡迅雷.netに狙われる)「人間らしさ」とはなんぞや?
例えば唯阿はニギローがどんな人間性を持とうが美味しい寿司を握れればそれで良しというんならそこまで言って欲しいんだけど。
てかこれ最後にニギローと大将が契約した、良かった良かったって話だけど、普通にクールぶってる唯阿が実はお寿司好きだったっていうオチの方が良くない?ヒューマギアの技術だけを評価するツンデレクールのお寿司好きのほうがよくない?(濃口醤油だなという評価は一体)
或人がヒューマギアには唯一無二の心があるっていうのは(なんでか知らんけど)お父さんがヒューマギアだったからよね。そりゃお父さんは替えが効かないわけだから当然よね。だから大将と心通ったニギローのことも唯一無二のヒューマギアだと思ってると。
でも唯阿はただのデータの集合体でしかないって思ってるから替えの効く「道具」なわけで。
それも込みで「付き合い方は人間次第」って言われても、基準がまだちょっとよく分かりません。
大将が新しいニギローに好意的なのはそれこそ大将が「AI寿司職人・一貫ニギロー」を認めたからであって、大将と心通わせた“あの”ニギローを取り戻したいわけじゃないんだよね(そもそもあの状況ではそこまで心通わせてないと思う)
そこがまさに唯阿がいう「人間次第」ってことだと思うんだけど、それ或人が望んでたニギローじゃなきゃダメってのとは違うような…?ああだから大将と唯阿は言ってることは同じってことでいいのか…な?
そもそもその社会一般でのヒューマギアの扱われ方をこれからじっくりって話なら、もうちょい早く見せて欲しいわ。(画面にはいろんなとこにいるヒューマギアは映ってるけど)
なんかいまいちポイントのツッコミがそのまま深く考えることになりつつあるっぽくて、でもたぶんそんなに深読みする感じでもないと思うので(好みの問題もあるけど)ほどほどにしとくけど。
 
バルキリーはカッコイイね!もうバルカンいらないんじゃね?w
中澤監督回はやっぱりピリッとしてるような。どう考えても1、2話ってとっ散らかっててよくわかんなかったというか、もう少し個別エピというより、この物語の全体像を見せて欲しかったんだけどなあ。特殊設定(要するにSF)ってそこがポイントなんじゃね?
大森プロデューサーの番組って、大体いつも1、2話は主人公バーン!物語設定は公式で補完よろしく!なんだけど、世界観は全く説明されないままなんとなーくで最終回までいっちゃうっていうのが多いんだよねぇ~…
 
ところであんな高性能なヒューマギア、まごころ寿司で契約金払えるの?ヒューマギアのリース代ってお幾らなの?リースだよね、買い取りじゃなく。
あと或人はもうちょっと飛電のこと知った方がいいと思うよ。なんであんなにも社会に溶け込んでるヒューマギアの基本的なことすら知らないのさ。
てことで今日のゼロワンでオレが一番ツボったの、副社長の「どっちに転んでもいいことずくめだ。フフフフフ…」に 側近の山下とAI秘書が「ハハハハハ…」「アハハハハ…」って笑うとこ。 特にAI秘書の抑揚のない笑い声も相まって、あのシーン何回見ても笑ってしまうよww
アンジャ児島の副社長、このままずっとあの調子でいって欲しいけど或人より滑るギャグを言って欲しい気持ちもある。むしろ毎回何気にギャグ言ってほしい。
 
予告。
サクッとデイブレイクタウンの謎に迫るのか。
というかヒューマギアの職場訪問しないと或人は飛電のこと、ヒューマギアのことがわからないってこと?えー社長としてどうよ?