そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

同期のサクラ#2,3

https://www.ntv.co.jp/sakura2019/
脚本:遊川和彦 演出:明石広人(2話)、南雲聖一(3話)
 

2話目。

お話としては毎回同期の仲間が苦境に立たされ、桜が悩み、じいちゃんのお言葉があり、サクラのお陰で成長した仲間が苦境に立ち向かう…という話か。
もしかしてずっと出てくる巨大な敵は桑原部長?サクラのせいで毎年部署を飛ばされる?
まあ特にストーリーに関しては言うことないようなわかりやすい体育会系ブラック部署。2010年ならまだこういうブイブイ言わせてる上司いたのかなあ。数字出しててもヤバいよね。
弱さを認めることが大人になるということだ…という話の顛末が、菊夫くんに今一番必要なことは自分を応援することだという話だったのはちょっと良い。
気づきの結果が外に向かうのではなくまずは自分ありき、自分がやりたいことかどうか、自分が楽しいかどうか、無理強いにNOと言えるのかどうか、それらを引っくるめて断れない自分が弱いという結論。認めたから別の視点を得られる、すなわち成長だというとこはさすがに捻ってくるね。
そして流星くんは何がどうというんじゃないけど上手いね。
久しぶりの丸山智己はやっぱり体育会系のやな上司。本当に男性至上主義的なやな上司が上手すぎるんだが、役者人生それでいいのかという気もしなくもない。たまにはいい人の役をオレが見たいですw

3話目。

毎回出てくるスカイツリーは本物?CG?
今回2011年で来年(2012年)には完成しちゃうからお仲間の人数考えても…どうなる?
てか2011年3月!震災…震災そのものよりもその後の震災婚、絆婚に乗っかった話だったか。
橋本愛みたいなキツめの美少女に怒鳴られると本気でへこむよ。橋本愛の雰囲気ってギスギスしててオレは 必ずしも好きではないんだけど、 それを逆手に取ったキャスティングの勝利。
百合は最初からキツイ人間だからサクラにあそこまでいう人なのかと思わせといて、たぶん最初は本当に自分にとって価値のない、取るに足らない人間だと見下してたんだろうけど、そのキツさがむしろ本音で話せる最大の利点だったというある意味サクラの大逆転。
というか元々が百合は人間的にキツいからあれが通常なんだよな。ニコニコしてるのがフェイクで。本気で言い合ってもめげない相手同士ならそれ以上落ちることもなく。最高の親友としての絆、それが3.11の残したものだったか。
あと何気にセクハラされてる百合の話にすごい同情的というかわかりみな感じで見てるすみれさんも頑張れ。
入社3年経ってもサクラも百合もなぜ女子だけ優遇されるのか(裏を返せば日常的に添え物扱いの役立たず)、という疑問を解消できてないということは、すみれさんはこの男性至上主義なゼネコン会社で上手くやってはいるってことか。
黒川部長も暖簾に腕押しな感じだけど人事部長ってことを考えると結構切れものなのかも。
あとお隣さん、エロDVDを捨てるならパッケージの紙を抜いて別にしてから捨てれば良かったのに…(あと成型プラゴミは燃えるゴミなので半透明の袋でおk)