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脚本：武藤将吾 演出：小室直子
一週遅れ（だっけ）ですが順番に消化していきやす。今さら感！
3話目にしてやっと全容が見えたというか、キャラ配置が確定してドラマの概要がわかってきたっぽいです。
かなり遅いと思うけどここまでで視聴者だいぶ脱落してね？大丈夫？
警察の裏金10億円を誰かが奪い、それを強盗団のせいにした事件があって、それに関わってたのが才門の恋人だった星良さん。あれ、星良さんって警察関係だったっけ。カウンセラーなの？
その星良さんと仲良かったのが最近殺された碓氷薫で（なんで仲良し？）、才門は薫とは志同じくしてて10億円強奪事件の黒幕に迫ろうとしていたと。てことは元公安の才門は抜け目ない嘘つきだけど敵ではないってことだよね。
それと同じく清春のことを完全には信用してないけど嵌められたのは確からしいってことで、元碓氷班の面々と捜査一課で同期の宮城、課長の南武が捜査にあたるということに。
整理するとこのメンツは清春が濡れ衣でとりあえず碓氷薫殺害の捜査をする気がある人たちってことか。
このドラマが分かりにくいのは1、2話目で清春や時生みたいな、私情で動いてるやつを前面に押し出したことじゃないかなあ。あの2人どう考えても警察官と言うにははみ出しすぎ、アウトローというよりまともじゃない感が大きすぎて、そういう印象のキャラが先に来ちゃったのが失敗じゃなかったのかしらと思わんでもない。怪しくはないけどまったく肩入れできないじゃん。
あと今のところというかドラマの構造としてこの手のドラマだと、聞く喪失で何が起こったのかわからないまま動いてる清春に視聴者は同化してストーリーを体験するのが一番感情移入できると思うんだけど、その清春が短気バカすぎてキツい。もう少し頭使えよ！
才門に詰問するときだって揃った状況証拠と事実を繋げて憶測だけで才門が犯人だといい、短絡的に拳銃を向けるとか無理キャラ。
しかも結局コイツの今の行動原理って自分に濡れ衣をかぶせて嵌めたやつを許せねえ！だよね。そこは共感するけど、今清春は孤軍奮闘して自分をはめた何かと戦ってる逃亡者的なわけじゃないので、組織として動いてるならそれなりの態度ってもんがあるんじゃないかと思ってしまうんだよ。その辺のチグハグさがあるのがどうも乗り切れないというか。
というか、この3話目を見る限りでは、清春のキャラは逆算で作られてるのはわかったけど、それをすんなり受け入れられるかどうかって話でドラマの見え方が違うんだよ。
怪しげだった才門は今回星良に対する気持ちが担保になって悪人ではないと確定。嘘をついてたりいかにも怪しい仁平と接触してたのは彼なりに事件を探ってたってことでOK。
彼は南武が怪しいといい、しかも克喜の父親も南武じゃないかと予想。オレもそう思ってた！
けど基本的にはこのドラマって毎回誰かが怪しいって話から実は…ってなってるけど、そう考えると本当に南武が怪しいのかどうか。本城みたいに怪しい人がみんな死んでいったら真犯人に辿り着く？
うーん、なんかそれでいったら一番怪しいのって杉本哲太の江國刑事って気がしなくもないんだけどどうだろう。今んとこ一番裏がなさそうだよね。実は警察側のスパイだとか？これ、最終的には敵は警察上層部ってことでいいんだよね？
その上で誰が清春を嵌めて彼に何をしたのかってとこなんだろうけど、どこに向かってるかは未だわからず。
ところでガルムフェニックス、ファイター田中キターーー！まさか南武課長の同級生。人脈！ガルムフェニックスが好きな人は良い人？
あとあそこの清春、ちょっと三橋みあったw
克喜と清春の関係も気になるところ。EDなんか良いしちょっとホロリ。
