そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

同期のサクラ#5

https://www.ntv.co.jp/sakura2019/
脚本:遊川和彦 演出:南雲聖一
 
営業の雰囲気パフォーマンス野郎、葵くんのケース。
あまりに妥当な話だったんでこないだの蓮太郎みたいに心が痛むことはないけど、そうならざるを得なかった彼の状況は分からんでもなく、最後ちょっと泣けてしまった(年なので涙もろい)
まあああいう家庭でイマイチ出来が良くない(というよりむしろ彼の口だけで行動が伴わないところが疎まれてるんだろうと思うんだけど)ことでどういう鬱屈した感情と人間形成がされたとしても、あの歳までそれに気が付かないのはまずいよね。5年目だから27くらいか。
でも自我が肥大しきってないのは薄々中身のない薄っぺらなことに気がついてたからだと思うし、仲間たちとの出会いがまったく影響してないってこともないんだろうから、彼にとってはそこが幸いだったかもしれない気がする。
それはともかく葵の父親と兄が高級官僚ってことで、天下りだの高給もらって威張りたいだけだの、みんなが思ってることをズバッと言ってくれるとはさすが遊川和彦だぜ!って感じではあるけど、真の高級官僚はそんな若者の青臭い正論などは百も承知なのでまったく動じないのであったー。残念。そうなるとは思ってたけど。
お父さん、そうはいっても本当はいろいろ考えてるんだよね…なんてこともまったくなく、普通に会社に圧力かけてきたし葵とサクラは飛ばされてしまったし、そもそもそんなとこに人間味がある人ならお母さん出ていかないよねってことか。
あ、でもあの営業部での立ち位置ポジションはすごく微妙になったんで、逆に土木に飛ばしてくれたのは良かったんじゃないかなあ。土木だって営業手腕(といいつつ口先)重要だろうし。それももしかしたら何気な親の愛か?考えすぎ?
いいけどサクラはずっと島に帰ってないのかなあ。帰らない理由もないと思うんだけど描写がないだけ?どうなんだろ。
あとあの同期の5人いつも一緒にいるようだけどたぶんあの年に一度のああいう時だけなんだよね?仲良いわけじゃないけど絆。でも菊夫に続いて葵もサクラLOVEに。どうなる同期5人の相関図!
お隣さんは気がついたら主夫に。何があった?