そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

メゾン・ド・ポリス#1

http://www.tbs.co.jp/maison_de_police/
脚本:黒岩勉 演出:佐藤祐市 原作:加藤実秋
 
西島秀俊がエプロンして出てきたときから、あれこれパナソニックのCMか?と思ったw(のにたまたまツイッターのTL見てたらそういうツッコミがなかったのはみんなnCM自体見てない?)
てか劇中で新人刑事のひよりがドラマの刑事モノに憧れて刑事になったの、ストロベリーナイトとか?(沙粧妙子ってひよりの年だと昔すぎるだろ)って出てきたところでああ、西島秀俊…と思ったけど、まさか脚本も演出もストロベリーナイトだとは。共テレとはいえスタッフまるっとそのまんまやんかww
なのにフジテレビじゃなくTBS。いやでも画面的にはなんかいかにもドラマのセットくさいTBSなんだけどさ。フジだともうちょっとリアルな画面になるよねえ。何が違うんだろ、ライティング?
そしておじさんだらけのシェアハウスってことで、TBS版バイプレイヤーズかw
話自体は面白かったけど、そもそも新人刑事が5年前の凶悪事件の結論をいきなり覆そうとするって時点でわりとありがちな主人公無双タイプの話かと思わせるけど、そもそもちょっと犯人に会って丸め込まれた感があるし、捕まえたのは一課のエース夏目ならそんなわきゃねーだろってのがあるからミスリードにはなってなくて、じゃあどういう話なのかと思ってたら模倣犯だと思ってたのがガチの模倣犯だったという顛末。スタンガンは基本的には力の弱い人間が使う武器ですね。
あとで見返したらひよりが本間弘子を尋ねたところでもうその“若者の向けのブランド”の紙袋があったし、真犯人は予想できるけど動機はまったく悪い意味で予想外ってパターン?
しかもこれ、犯人の本間弘喜が母親に逆恨みして模倣犯になるよう仕向けたってのがもうサイコパスじゃね?それとも上手いこと冤罪だってことになって釈放されれば親子揃ってラッキー狙ったのか?どっちにしてもそれで殺人を犯す母親も異常。犯人選びもたまたま偶然で、ひよりの思い込みを利用しようとする頭の回転の速さも逆恨みというにはサイコパス的。やっぱりサイコパスは遺伝なのか?
でもひよりが情に流されやすくて刑事に向いてないかというとそういうわけでもなく、最後に本間弘喜に手招きされても壁に寄らなかったとこが良かったんで高畑充希のヒロインってのは大変良いと思う。(いいけど灯油かけられたコートなんでいつまでも着てるの?あれそのままだよね?)
あとはまあこのドラマは西島秀俊の使い方は大変よくわかってるな!そうそうこれこれ。西島秀俊にやらせてみたい役柄No.1的な感じw
おじさんなのかと言われると年齢的にはおじさん…か。少なくとも34の田中圭をおじさんというよりはおじさん(笑)あ、野口五郎が出てるってのも最近だとちょっと目新しいね。
まあちょっと事件やストーリー都合のご都合多めだけど、おじさんたちのやり取りが面白いからいいかな。今後の事件はどんな感じになるのかなってことで。
原作の加藤実秋って「インディゴの夜」の人なのか…ってことで、あの退職刑事たちの雰囲気に納得。他の人はともかく、敏腕刑事で一課のエースの夏目がなんであの年で退官したのかは気になるところ。そんな簡単なことじゃないでしょーよ?