そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

麒麟がくる#1

https://www.nhk.or.jp/kirin/index.html
脚本:池畑俊作 演出:大原拓
 
うーん、最初の期待値が高かったってのはあるけど、思ったよりワクワクはしない初回だった。
というかあの画面の嘘くさい彩度の高さにまったくついていけない。何であんなにフワフワしたパステル系の蛍光色がかった色味なんだ?せっかくの4K映像が台無しだとしか思えないんだけど。なんで?
そのせいかCGも安っぽく見えて残念。マット画かよ。
帰省と家人のインフルエンザのせいで見るのが遅くなったから、嫌でも評判は多少耳に入ってきたよね。だから衣装がカラフルで、それがあの時代の考証として正しいのは前情報としては知ってたけど、そういうこっちゃないんだ。全然リアリティを感じない映像じゃんねー。本当にあれでいいの?

それで時代は1547年室町末期。
イマイチよくわからないけど主人公の明智光秀はハタチそこそこってこと?何となく16,7だと思ってたよ。
なので十兵衛(光秀)の物の見方や行動が大人なのか子供なのか今ひとつ掴めなかったんで、現時点での彼の人物像がよく分からなかったのよね。
しかもナレーションもないから何考えてるのかもはっきりしなかったし。ナレーションがないのはなんか斬新だなぁとは思ったけど。
なぜ突然に旅なのか、なぜ斎藤利政なのか(関係性の度合いがよくわからない)そして彼の道中、結構無防備なのでハラハラしてたんだけど、松永久秀(弾正)と出会って酒飲まされて酔わされて〜のおっさんずラブ(違)
…ってそれ金盗まれるやつやん?て思ったら朝になったら金はないけど鉄砲はあったって、何で?!
その手に入れ方でいいの?てかあそこで一回見ただけで鉄砲使えるの?手に入ればいいって問題??
さらに医者の東庵先生。なぜ長屋は火事になったの?!野党のせい?そこに東庵先生がタイミングよく焼け出されるってそんなのあり?
てか旅の道中見てるだけの人だった十兵衛が火事から子供を助けて唐突にヒーローに。弱き人々のために何かをせねば、守らねば…ってことなのかな。
でも旅の道中が少々短かった上に、苦しんでいる人々はいるけど基本十兵衛には他人事よね。これもまた他人事度合いが分からないからむしろあれだけの見聞で何かを背負って立とうと思ったんだ?!とビックリ。麒麟がくるの?麒麟待望論かよ。
この流れにイマイチついていけないし、なんか微妙に主人公の明智光秀にも思い入れないせいか、共感できんのだわ。
や、明智光秀に共感がないなら逆にその明智光秀という人物の生き様に興味が…ってなるはずなのに、とにかく初回は何かが足りなかったかなあ。
本当に映像は素晴らしいんだろうけど画面の安っぽさは払拭して欲しい。ライティングもあるけどさ。なんか、昔ながらの大河だったなあ。(つまりウチ的にはイマイチ)
次回に期待…出来るのかな?1年完走できそうかなあ?