そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

コタキ兄弟と四苦八苦#2 「二、求不得苦」

https://www.tv-tokyo.co.jp/kotaki/
脚本:野木亜紀子 監督:山下敦弘
 
兄弟で結婚式のレンタル親族。
あれ、ムラタさんは結婚式には行かないんだ?それつまり元締めってか派遣元って感じになってない?大丈夫?ピンハネされてない?
新婦の依頼で新郎も新郎がわの親族友人も全部レンタル。
新郎の思い出映像もそれに涙する親族のおばさんもみんなフィクション。
そういう仕事がある以上現実になくはないとは思うけど、ドラマ自体がフィクションの中で更なるフィクションを見せられているのを見て、ふと人間はみなある程度のフィクションの中で生きているのかも…と思ったり。「嘘」じゃなく「フィクション」なんだよ。
それを真面目に追究しようとする一路は真面目で融通効かないけど、本人が気にしてないなら生きにくいってこともないのかな。気がつかない、いやもういい歳なんだから気がついてないってことはないだろうけど、そういうのって大変だなあとは思ったり。
比較対象があまりにも不真面目すぎる弟だから余計に自分がまともだと思ってしまうってのはあるのかもしれないけど。本人が気にしてないならいいんだけどさ。
新婦の手毬ちゃんが岸井ゆきのってとこがいい。微妙にリアル感。
親に嘘をつくことをやんわり非難する一路だけど、レンタルで式をあげてしまうような子はやはり強く逞しい。しばらくしたら離婚したといって島の親元に戻るって聞いてオレもちょっとほっとした。分かれよ一路。
手毬ちゃんが婚約者にドタキャンされた理由はわからないけど、手毬ちゃんを見てるとどう考えても相手の方が悪かったんじゃないかって気はするよ。浮気か?
そう、世の中はときに相対的。自分がそれでいいと思えばいいのかも。(自分内に絶対基準があって何かと生ききづらそうな人たちに言ってみる)
二路、一路の貰ったブーケで幸せになれると思うなって感じ?