そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

トップナイフ-天才脳外科医の条件-#1,2

https://https://www.ntv.co.jp/topknife/
脚本:林宏司 演出:大塚恭司、佐久間紀佳 原作:林宏司
 
感想書いたと思ってたのにTwitterでつぶやいただけだったよ!(今期ありがち)
脳外科のこのドラマと救急+心臓外科の念仏、両方とも群像劇だしキャスティングも似た傾向だししかもなんかこのドラマが日テレっぽくないむしろTBSっぽい気がして、自分的にはめちゃくちゃ一緒くたになってるんですけど。
でも1話も2話もさすが林宏司というか、普通以上にむしろソツなく面白かったです。
これだけクセのある登場人物をはっきりキャラ立てて患者エピソードを2つも3つも入れてくるのにわかりやすい、なのにありきたりでもないというベテランの技ですね。
というか、1話めの広瀬アリスの自称天才、うっかり信じるとこだった!(笑)幸子、使えねー!www 口だけどころじゃない使えなさ(苦笑)
つーかストーリーガイドかと思ったら完全脇役じゃんよwさすがアリス、役どころの間抜けさにおいて並ぶものなし。好きw(めっちゃ褒めてる)
そもそもメインは女帝と言われる天海祐希の深山に、高飛車キャラかと思ったら普通にちゃんとした天才脳外科な世界のクロイワ・椎名桔平。傲慢・生意気盛りの永山絢斗か…と思ったら、え、その看護士福士誠治だった!?とか古川雄大、バーのマスターかよというわりと贅沢なキャスティング。院長は昼行灯っぽい三浦友和だし。
というか、その外科医ばかりが集まるバーって何よ?と思ったらまさか本編からそのままダンスED(笑)これ1話だけなんだ?2話めもむしろ毎回この流れでやって欲しいw
 
1話めの脳腫瘍で性格が変わったお父さん、どっちが本当の性格だったのかと思ったら単に性格の話じゃなかった。ああ、こういうのも怖いよねえ。奥さんや家族が一か八かに迷うのはわからんでもない。
2話めは松本若菜がゲスト。愛理さん!w
妄想ストーカーに悩まされる由香里さんと顔面麻痺の桑原和子さん(濱田マリ)の話。
顔面麻痺の痛み、痛みは本当に他人にはわかんないんだよな。オレもお腹手術したときに痛みブロックするかどうか迷ったくらい痛みが残ったんで、気持ちすごくわかるわーと思いながら見てたんで他人事じゃなかったよ。10年も我慢するこたなかったのに、でも原因が脳だったりすると余計にだけど原因がわからないまま安易に痛覚ブロックというのも怖いんだよなあ。2人とも、最終的にはちゃんと解決して良かった。
今回2人とも女性ゲストだったのは冒頭のジェンダー差別ネタもあるのかな。確かに女性は空間認識力が弱い人が多いには違いないけど(地図が読めないとか)、だからといって必ずしも能力が劣ってるとも限らねーし。
てことでゲストの話も「うーん女性はなあ…」と言われそうなエピソードだけど、問題はそこじゃあないんだよ。女性だからじゃなく幸子は使えないんだよ!(苦笑)
そういうのをちゃんと切り分けて考えられることこそ論理的思考だよ。(強引な結論)