そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

麒麟がくる#2

https://www.nhk.or.jp/kirin/index.html
脚本:池畑俊作 演出:大原拓
 
帰蝶が出る度に「ああ、ここは撮り直したんだね…」と思ってしまうよ。オレはエリカ様より川口春奈の方が好きなので春奈で全然いいんだけど。
2話めでとりあえず大掛かりに戦をやっとこうという視聴者配慮。
なんとなく番宣番組で見てたけどあの時代の戦い方をわりと忠実に再現してるらしいね。「えい!えい!」の掛け声とか、落とし穴に落ちる様とか。
あと火がついて燃える俵を転がしてくるのはある意味戦国のパンジャンドラム
鉄砲もまだ行き渡ってない、従来通りの戦手法で戦う戦国の朴訥さ?太鼓もいい感じだし、全体として何がなんだかなプリミティブな感じな戦展開はいいなあー (笑) とにかく狙うは侍大将!(笑)
そして日が暮れたら一旦おしまいか!ああそりゃそうだ、両方が同じ条件ならあえて真っ暗な中で戦うこたないわな。のんびりしてる、むしろ和むwあえてのこの描写は良い。
ただ十兵衛が倒そうとした侍大将の顔が光安叔父だったの、演出的に全然意味がわかんないよ。
てっきり叔父上が裏切ったんだと思ったから後で本物の叔父上が出てきたとこでも脳内大混乱。なんなの?
一瞬、ワンカットだけ叔父上に見えたってのならまだわかるけど、話の文脈的にもあそこで敵が叔父上に見える理由も意味もわからないです。あとでそう見えたって説明されてもだからそれはどういう意味だったのか。誰もが裏切る戦国の世の恐ろしさ…とか解釈しそうになったけど(たぶん違う)

まあそれでいうなら蝮の道三、まだ斎藤利政の計略もイマイチよくわかんなかったけど、十兵衛が手柄を立てたならそれでいい。
てかここも撮り直したね、帰蝶w
サクッと大河に出ちゃう磯村くんもすごいね…と思ったら矢野聖人だった!こうしてみると顔似てる気が。
てか、え、その土岐頼純って帰蝶の夫なの?戦に出なくて妻に叱られるとは…と思ってたら織田に通じてたからとまさかのここで?ここで毒殺!?ええー!?∑(゚Д゚)
なんでここでお茶を立てると思ったらまさかの毒入り茶。本木のお茶は伊右衛門だろ、なのにヤバい毒入り茶だった!蝮怖いよ!罠というにはあまりにもストレート。
しかもそうか、目の前で毒殺して手持ち無沙汰な時は流行歌を歌えばいいのか。なるほど間がもつ!(違)
面白いんだか面白くないんだかよくわからないけど、衝撃的展開は面白かった。
ただセットでもロケでも相変わらずのチープな画面。根本的には平面的な照明が悪いんだろうけど、これなんとかならないのかなあ。それとも従来の大河視聴者はこういう平面的な映像がお好みなので?せっかくの4K映像もあまり意味なしに感じるよ。
ドローン撮影と通常撮影の映像に差がなくなったのはいいけど、あのドローンの俯瞰画面ももうちょっと面白く見せられると思うんだけどなあ。なんか演出が古臭いというか、センスない気がする。とにかく照明をなんとかしてくれよ。