そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

コタキ兄弟と四苦八苦#4「四、死苦」

https://www.tv-tokyo.co.jp/kotaki/
脚本:野木亜紀子 監督:山下敦弘
 
無事に2人ともレンタルおやじになってよかったよかった。俺たちは/僕たちは、2人で1人のレンタルおやじ、古滝ブラザーズ。ニコイチで変身したりはしないけど!(笑)
ムラタさんはやとわれおじさんだと思ってたけど実は元締めだったのか?全く正反対な古滝兄弟の使い方が上手いなあw
今回の依頼、3ヶ月後に世界が終わると言い出した時点で展開はわかってたけど、そんな理不尽な死を前にして立つ鳥跡を濁さずな行動をとる島須弥子という女性の揺るぎなさに樋口可南子がハマりすぎという時点で、もう勝ったも同然(誰に?)なお話。
リアルには考えずにあくまでも美しいフィクションとしていうけど、美しく真面目で、おそらく仕事も有能だけど厳しくて、でも周りの人には慕われていてお金もある。
そんな人が不可避な死に際してとりうる最も美しい最期の時に、ナニ路とナニ路・ナニナニブラザーズの的外れな気遣いで和ませてあげられて良かったと思う。
死ぬならこういう風にきれいに死ぬのもある意味理想。(フィクションだからいいのだ)
一路と二路、若くもないおじさんだからこそ誰かの死は他人事じゃないと思うし、見てるオレからしても人ごとではないよ。2人の話を聞いててもちょっとしんみり。
まあ世の中何があるからわからないから自分が死んだ直後に突然世界が滅びないとも限らないしな。いきなり宇宙人が侵略に来るかもしれないし。
海を見ながらの水晶玉の話と美しい夕暮れ、静かで美しい映像が切ないす。