そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

仮面ライダーゼロワン#31「キミの夢に向かって飛べ!」

テレ朝 https://www.tv-asahi.co.jp/zero-one/
東映 https://www.kamen-rider-official.com
脚本:高橋悠也 監督:柴崎貴之
『ヒューマギアだって夢を見ていいんだよ!』

「ヒューマギアは電気バッタの夢をみる」…か?
飛電製作所の規模だと普通は有限会社だと思うけど、株式会社なんだ?或人の資産は会社とは別会計だったならまあわからんでもないけど、全株式或人が持ってるの?まあオレもその辺詳しくないからいいけどさ。(と思って調べたらずいぶん前に資本金1000万円要件は取っ払われてたんだね)
 
アークから切り離されて動けなくなったヒューマギア・ジーペンをどうにかしてくれという石墨先生からの依頼。やっぱり戻さない人たちいるんじゃんとしか。
漫画家アシスタントの仕事がザイアグラスで肩代わり出来るわけはないし、むしろヒューマギアを回収しないZAIA・飛電の製造責任はってことにならんのかな。というか石墨先生どうやって飛電製作所のこと知った??
しかも元通りになるかどうかはジーペン次第って或人は言うけど、ヒューマギア次第ってことはヒューマギアに賃金が発生するってことじゃないかなあ?わかってんの或人社長&この脚本
ヒューマギアが独立するっていうのはそういうことだと思うんだけど。
だから余計に職業のフォロー用(=道具)としてのヒューマギアを飛電がリース(じゃないみたいだけど)するという形ではなく、ヒューマギアの意思を尊重するというのは、作ったヒューマギアの代金さらにプラス給料がかかるって事だと思うけど、意味わかんないよね。それとも本当にヒューマギアって購入するものなの?石墨先生なら買えるかもしれないけど寿司屋の大将とかは無理じゃね?花屋とか個人営業のお店はさ。
そういう意味でいうと飛電製ヒューマギアは 滅亡迅雷のヒューマギアとも違うよね。滅亡迅雷はだってアークが勝手に組み立てた、むしろアークの分身と言えるから独立して自我があるわけで、素体として出荷された一般ヒューマギアに独立しろってのはじゃあこれからどうやって生きるのかっていう話じゃんよ。
というか、今週またちょっと引っ掛かったんだけど、飛電ヒューマギアが衛星ゼアと繋がってないと何も判断できないってのはどういうこと?
或人が持ち出したのはバックアップのプログライズキーだと思うけど、ヒューマギアってそれぞれの個体のAIつまりフィジカルな意味での人工知能で独立したラーニングしてなかったの?
オレらがわかんないことをGoogle先生に聞くように衛星ゼアという集合知にアクセスしてるんだと思ってたけど、もしかしてそれぞれのヒューマギアは単なる端末で、本体は全て衛星ゼアにあるってこともありえるの?それはそれでとてもSFだけど、そこまで考えてもないような気がするところがねえ。
だってそれじゃスマホとかわんないじゃん?そういう意味で衛星ゼアと通信してるんだとは思ってなかったよ!?
 
ジーペンが石墨先生のところでアシスタントをしてるうちに漫画を描きたくなった、先生もそれを応援してるってのは人間アシスタントに置き換えたらまあ普通にわかるけど、自分独自のオリジナルの作品を作り始めるっていうのはもう自我ができてるってことでは。でなきゃただの石墨先生のコピーだろ。
てかそれって派遣社員みたいに使用期限を設けてリセットして使い続けない限り、どうやっても自我を獲得してシンギュラリティに至るよね。
ラーニングの結果が積み上げられた記憶と経験が自我を持つシンギュラリティに至るのが回避できない現象であるなら、果たして飛電是之助はそこまで考えてヒューマギアを作ったのかなと。その先にあるのはやっぱりヒューマギアが自我を獲得し人格を持ち自治都市構想につながるんで間違ってはない。でもそうするとそれって人間に対して間違ったラーニングをされたから人類絶滅を唱えてる滅亡迅雷.netと変わらないよね。
さらにいうなら滅はともかく迅はどっちからも切り離されて進化したみたいだから、今迅がやってることが一番正しい気がするし、或人が望む未来はそっちじゃないかな?
そうなると或人のお父さんヒューマノイドである秘伝其雄はそもそも自我に目覚めていたってことになるよねえ…?
夏映画からそういう話になると思ってたけどなってないし、そういうとこ全然突っ込まなくてこのまま行くつもりなのかなあ。
 
あと世間の皆さんの手のひら返しのようなヒューマギアへの異端扱いってのもなんだかなあ。
ヒューマギアってたくさんいたよね?そんな珍しいものでもなかったはずだけどヒューマギアが人間になれるのかどうかという話(なのか?)の振りにしてるわけでもないし、フランケンシュタインピノキオでもないヒューマギアをこの話はどうしたいのか。
あとヒューマギアって暴走以外に自我が目覚めたかどうか分かる機能ってないのかな。変だよね?(変だよね〜)
というか暴走しないと自我に目覚めないって、ずいぶんネガティブだよね。
ジーペン=工知能が考える漫画はちょっと面白そうだけど、石墨先生より面白いもの描き始めてもそう言えるのか。あ。そうか、ジーペンが石墨先生の所有物なら、先生の代わりにジーペンが漫画描けば先生働かなくてもいいよね?(最初のエピソードに戻る)
 
今週の1000%社長。特許権を買い取るのにちゃんとお金払ってくれるなんてずいぶん真っ当ですねw
今週のロンリーウルフ。脳に埋め込まれたAI チップを普通の人は気合いでどうにか出来るわけないから。
シェスタちゃん、そんなとこにいたのか…と思ったら祭田ゼットかーい!
というか祭田ゼットの法被を或人が着ることができるという事にちょっと驚くけど、まぁいいや。
いやだってあの外見って今までの描写だと物理的にカスタマイズしてると思ってたのにホログラフ的な扱いだったんだ?と思ったところに法被だから…あ、もしかしてキューティーハニーみたいに空中元素固定装置でもあるのかな?
 
予告。
モデルヒューマギアは回収されたんだ。リコール扱いだとしたら返してない石墨先生は一体。そもそも一度暴走してるけど。
詳しくは次回突っ込みたいけど、衛星ゼアに繋がってないと自分独自の判断もできない端末であるヒューマギアがカリスマモデルだとかフォロワー50万人のSNSやってたり、そのビジュアルが作られた物だと考えるといろいろ思うとこありだなあ。それってバーチャル美少女と何が違うんだろって気がするけど、ああ、つまりポッピーピポパポか!w