そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

SUITS/スーツ2#1

https://www.ntv.co.jp/bishoku/
脚本:池上純哉 演出:平野眞 原作:『SUITS/スーツ』
 

続編のはずなのにシーズン1のあらすじとか説明とか全くなしのまま始まるのはずいぶん不親切だなぁと思ったり。

吉田鋼太郎はシーズン1に出てなかったはずだけど、なんの説明もないから思わず Wikiで調べちゃったよ。

それよりも鈴木大貴がしれっと弁護士のような顔をしてあそこの会社に帰ってきたけど、それこそあいつまだ身分詐称状態でで弁護士資格も持ってないはずだよね?オレの記憶ではボストンに行ったのは詐称元の鈴木大輔(が清原翔だったことに今気がついたよ)がハーバードのロースクール出身だからボロが出ないように聴講生として雰囲気を知ってこいって行かされたはずだけど。最低限そこ説明しようぜ?まず最初に説明するのはそこだろ。

でないと甲斐が大貴を蟹江先生に預けて辞めさせられないように画策したという幸村先生とのあのやり取りの意味もあまり理解できないんじゃないかな?それ嗅ぎつけられたらまずいはずなのに。なんだこの脚本???

そしてつまんなくはないんだけどシーズン1と同じく、たぶん洋ドラ原作版と同じように甲斐と大貴、最低2つの案件の話がそれぞれ平行に進んでて両方とも説明不足になってるからやっぱり話の大筋をつかみにくいし。もうちょっと分かりやすくして欲しいなあ。端的に言ってヘタクソだよ?

あと演出的にはシーンの切り替え時にいかにも洋ドラっぽく丸の内のビルのカットを2、3枚挟んでそれっぽいブリッジを流して〜みたいな洋ドラっぽい手法を使ってるんだけど、本編始まった途端に何であんなに画面が安っぽく見えるんだろう?

映像は解像度自体は高そうだから4K撮影なのかもしれないけどそういう問題じゃなく。ビル借りてロケで撮影してるだろうに全てがセットっぽく見えるんだよね。エキストラが少ないから事務所の賑わい感やスピード感がなくてリアリティもないし。洋ドラってもっとドキュメンタリーっぽい映像の奥行き感があるから説得力があるのに、すっごいペラペラ。

あと甲斐先生の航空機特許の案件も野間口さんのキャラが結局何したのか、それに対して甲斐先生がどういう風にギャフンと言わせたのかもよくわかんなかったし。

鈴木大貴がやってた盗作疑惑の話も、盗作かどうか自体にあんまし突っ込んでないし、出版側の依頼のはずなのに書店員の作家志望の子の事情に中途半端につっこむからたぶん普通の人は何が問題なのかわかんないと思うよ?

そしていいけどついこの間まで「僕はどこからで」他人の作風を簡単にコピーできるゆえにデビューできない作家の卵の役をやっていた中島裕翔にデビューできない作家の人にデビューできない理由を説明するとかちょっと笑った(苦笑)

というかデビュー確約保証ってありえるの?まあ正直あんなありがちなプロットにこだわって未だに作品すら書いてないんだから作品書いてもたかが知れてるだろうし、デビューはしたけど2作目は鳴かず飛ばず…てよくありがちだけど、あの条件なら出版社は別に損するわけでもないからいいのかな。出版しても部数数千とかじゃ本当にデビューしただけになりそうね。

感想書くかどうかも次回次第。もうちょっと話整理して欲しい。