https://www.tbs.co.jp/MIU404_TBS/
脚本：野木亜紀子 演出：塚原あゆ子
面白かったドラマやアニメの話をもっと書きたいのに、手が動くのはイマイチ？だったものばかり (^_^;)
ゲストは松下洸平＠スカーレットの八郎さん。さすがTBS塚原班、抜け目ないねw
人を殺したという犯人がパワハラの被害者で、でも結局人を殺してましたという酷いオチ。ビターエンドというよりは単純に酷い話。
うーん、基本的泣かせのドラマだし最後の展開もちゃんと捻ってる。初動捜査を魅せるという設定の特殊性もありつつ描いてるのは事件じゃなく人間であり人間関係だ（バディやチームのやりとりも含めて）ってのは基本にあるから…にしても、面白くないとは言わないけど予定調和すぎて面白みに欠けるんだよなあ。最後のオチが小癪いというか小賢しい？（みくりちゃーん！）
そうなると役者の演技力や雰囲気、キャスティングが命な訳だけどそういう意味でも必要十分条件満たしてるでしょ？って言われてるようでなあ。
あととにかく志摩と伊吹のキャラが過剰なんだよね。すごく漫画チック。やり取りも2倍盛りくらいだし、わかりやすさ的にはマガジンの漫画みたい。てことでスタッフも同じだし「アンナチュラル」と同じような既定路線かなあ。（すまん、オレアンナチュもそんな好きじゃないんだけど）
いや、松下洸平松下演じる加々見ななかなか興味深いキャラだったし演技も相まってとても良かった。むしろ主役のバディコンビが過剰すぎて共感も感情移入も出来ないから逆に感情的には加々見に寄り添って、年代的にはあの拉致された夫婦目線で見てしまうよな（それも脚本の意図通りなのか？w）
そりゃ彼が人を殺してないと思いたいし、たぶんあの夫婦は彼が刑務所から出てくるのを待つんだろうさ。まあそいう話だったね、ってことで。てかあのあえてミスリード狙いの第一発見者の社員なんだよ〜あと彼女のとこにしけ込んでたお友達もだよ！ (^_^;)
しかし加々見は過失致死とかにならないのかな？通報しなかったことと手を洗って逃亡したってことで不利になるかなあ？あの夫婦の証言もあれば多少の減刑もありそうだけど、まあ本人がそれは望まないか。
加々見の背景つまり触りだけ撒餌された父親との確執もだけど、ドラマ本編よりもそういうストーリーの想像の余地をぼんやりと考えるのが楽しいドラマだね。たぶんそれも想定内だろうなーってのが既に小癪いけどw
だってバディがうるさすぎて入れ込めねー。志摩はいい加減伊吹の言うことちゃんと聞けよって思うしその傲慢さなんなんって思うし、伊吹は馬鹿だからもっと言い方考えろ…とは言わねーけどどういう方向のチャラさなのかまだ掴めないしなあ。とにかくあの2人のやりとりが今のところはマジうるさいっす。
あ、そういや今回ナイトクローラーこと祝うナウチューバー出てなかったよね？毎回じゃないの？
