https://eiga.com/movie/54466/
監督・脚本：クリストファー・ノーラン
「ダークナイト」のクリストファー・ノーラン監督が、オリジナル脚本で描くSFアクション大作。
人が眠っている間にその潜在意識に侵入し、他人のアイデアを盗みだすという犯罪分野のスペシャリストのコブは、その才能ゆえに最愛の者を失い、国際指名手配犯となってしまう。そんな彼に、人生を取り戻す唯一のチャンス「インセプション」という最高難度のミッションが与えられる。
主人公コブにレオナルド・ディカプリオ、共演に渡辺謙、ジョセフ・ゴードン＝レビット、マリオン・コティヤール、エレン・ペイジほか。第83回アカデミー賞では作品賞をはじめ8部門にノミネートされ、撮影賞、視覚効果賞、音響編集賞、音響録音賞 と技術系の4部門を受賞した。2010年製作・公開。2020年8月には、ノーラン監督の「TENET テネット」公開にあわせ、IMAXおよび4Dでリバイバル公開。IMAXでは、「インセプション」公開10周年を記念してIMAXデジタルリマスター版で上映される。（「映画.com」より）
こないだとしまえんIMAXに行きそびれたのでTOHOシネマズのIMAXレーザーでインセプション観てきた！
新作プロモーション？でノーラン作品をアイマックスで見るリバイバル上映。来週からは「インターステラー」（「ダンケルク」も観たかった）
しょっぱな何の説明もなく新作「テネット」の長めの予告編が流れて、あれこんなだっけかな？と惑わされたw よく考えなくても見たことない映像だよw
インセプションって7年前くらいだと思ってたけど公開からもう10年も経ってたのか。たまに見返すの面白いね。（大画面に限る）
思った以上に古くなくてその点でも驚く。まあ最近の映画は10年くらいじゃ古くならないか。
予告編で度肝を抜かれたパリの街がめくれあがるとこは、映画を見た後ではあれがすごいってわけじゃない映画だった、とわかるけど。それと確かあのシーンで道端の本とか野菜とかの売り物が爆発して舞い飛ぶのってCGじゃなかったよね、本当に爆発させたんだよね？（確か）ノーラン監督のリアル主義を思うといろいろすごいなーとw
そして話の顛末わかってて見ると逆に冒頭からの流れ（虚無のシーンじゃなく）ってほとんど説明ないけど、よくあれで設定わかるなあ（理解させることができてて）と感心したわ（笑）THE・力技w
何度見ても最後のバンが橋から落ちるまでの数秒に虚無→第１階層へのたたみかけの盛り上がり楽し過ぎる。
あと改めて見るとストーリー的に、若社長へのインセプションのミッションをやりながらコブのトラウマと妻のモルが死んだ真相に迫るミステリーを入れ込んでるの、すごいよなあ。
それと逆にサイトーはなんで虚無に落ちたあと自殺しようと思わなかったのかなあと思った。キックのタイミングの問題？昆布が助けにきたタイミング、60年経たなきゃダメなんだっけ。
エンドロールでエディット・ピアフのあのキックの曲が流れてきて、観客も夢から覚めるという仕掛け、シャレてていいね。
あの後の若社長がどうなったのかもちょっと気になるよね。まあサイトーの目論見通りならあの会社ダメになるんだろうけど。
そういやこれTVでやったときに画面の右上にずっと「第○階層」ってテロップがずっと出てたのを思い出したよ。ありゃねーよなーと思うけどまあテレビで見るような人には必要か。ある程度集中して観てないと何が何だかだしな。
追記。
改めてwiki見てて気がついたけど、オレたちがインセプションというとこの曲！と思ってたものが実は予告編でしか使われてなく、しかもハンス・ジマーでもないザック・ヘムジーの"Mind Heist" （https://zackhemsey.bandcamp.com/album/mind-heist）という曲だって？10年めにして初めて知る事実。サウスパークのインセプションパロディ回でも使ってたぞ！？まるで“カルミナ・ブラーナ“だよ！w
