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鬼滅の刃23巻(最終巻)

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朝早くから本屋に行って鬼滅最終巻買ってきた!読み終わった!泣ける!
無惨に勝ててよかった。よかったよ…

禰󠄀豆子、人間になった禰󠄀豆子はどう動くんだろと思ってたけど、まさかそれかーと。
いろいろ設定を無駄にしないのいいね。
というか炭治郎がああなるのも(一応ネタバレ配慮でぼかすけど)展開としてはなくはない、つかまんまジョジョだなあ~と思わんでもないけどさ。無惨様はきっといつか考えるのをやめるんだね?
 
実は春先、最終回は後日談だったと知って決戦のネタバレを踏まないようにそれだけググって確認したんで驚きはなかったけど、実際漫画で読むのは違うのでな…
みんなご近所に住んでる(学校同じ)なのは漫画的ご都合としても、知り合いなんだろうかどうなんだろう?100年くらいの間にその繋がりはわかんなくなっちゃったのかな。竈門家と我妻家くらいはちゃんと遠縁て認識あれ。
てか善逸とか伊之助と比べて炭治郎系統の竈門家だけ一世代多いのは、やっぱ痣のせいで炭治郎が短命だったからかなあ。時代的に早婚傾向だとしても禰󠄀豆子やアオイちゃんはまだ子供の年齢だし結婚できんわな。ああ、炭治郎とカナヲに幸あれ…
そして吾峠呼先生のあとがきの謙虚さと優しさに泣く。本当にヒットして良かったね。良かった。(アニメ第二期早よ~)

23巻の前に22巻読み返したんだけど、21〜23巻の最終決戦の怒涛の描き込みほんとにすごい。これを週間連載って本当にすごい…
セリフ(モノローグ)もだけど、吾峠先生の世界観って作品のストーリー部分に比べても思ったより深いんだよな。本当に31歳?いや20代(連載中)だからこその青さも感じられるんだけど、本当になんで何年もデビューできなかったんだろ。
ネーム通らなくて背水の陣だった吾峠呼世晴先生とか、ジャンプで断られてマガジンで大ヒットな諫山創先生とか、2010年代のヒット漫画は本人の資質に加えてデビューに困難があった作家が輝く年代か?
前にも言ったかもしれないけど、世の中の流れや雰囲気としては「進撃の巨人」あっての「鬼滅の刃」だと思ってるのよね。
残酷さと美しさ(人の優しさ)、世界に対して抗い続けることと人の想いは続くということ、どちらも覚悟を持って道を切り開こうとする人の強さの物語かと。
 
鬼滅は終わったし、進撃ももうすぐ終わるっぽいし、次回作も楽しみにするよ。
個人的にはどちらも絵柄が苦手でアニメなら…と思って見始めたけど、最終的には原作のキャパと広がりと深さに気がついて大好きになるという誤算の後追いが良かったのかなーと思ってるけどw

吾峠先生の絵、アニメ始まったときにもちろん試し読みは読んだけどやっぱりダメで、でもよく見たら絵柄自体は一見雑いんだけど1巻の表紙、いや連載開始のカット時点で実はすごい描ける人だなとは読み取れるから画力自体はあるんだよね。
何つか、印象として美大、それも日本画とか漫画文化から遠いとこにルーツを持つような絵柄という印象?漫画自体は拙いんだけど下手ではないというか、まあとにかくアニメだよアニメ、しかもあのクオリティで作ったufotableさんのアニメは凄かったってことかw
 
うちは読売新聞なのでこの3人。

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https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1293062.html

伊之助は超絶美形なのにほぼ被り物の獅子頭少年なのが良いのだ。(本編以外の版権もので被り物もの脱ぎがちなのはよろしくないね!)