総監督・脚本:富野由悠季、演出:吉沢俊一
「機動戦士ガンダム」の富野由悠季監督が手がけ、2014~15年に放送されたテレビシリーズ「ガンダム Gのレコンギスタ」を再構築した劇場版5部作の第3部。
かつての宇宙戦争によって多くの科学技術や知識が失われた、遥か未来の「リギルド・センチュリー(R.C.)」と呼ばれる時代。地球のエネルギーを支える「キャピタル・タワー」を守る組織「キャピタル・ガード」の候補生だった少年ベルリ・ゼナムが、世界の真相や自身の生い立ちを知っていく姿を描く。スペースコロニー国家のトワサンガが、地球への帰還を目指す「レコンギスタ作戦」を開始。ザンクト・ポルトにいるアメリア軍に攻撃を仕掛けてくる。キャピタル・タワーの終着点であり、地球と宇宙をつなぐザンクト・ポルトには、地球内外の4つの勢力が集結。それぞれが権利を主張し、激しく意見を戦わせていた。そんな中、アイーダは真実を求めて月の裏側にあるトワサンガへ向かい、そこでベルリとアイーダに関する驚くべき事実が明らかになる。(作品紹介ページ:https://eiga.com/movie/94144/)
Gのレコンギスタ III 、この話で愛って言われても!>キャッチコピー『愛の色合い宇宙を染める』。いや愛ってのは姉弟愛かも?
てかTVシリーズでもザンクト・ポルト~トワサンガの辺りはキャラ増えすぎ&勢力が入り乱れすぎてて理解が追っ付かなかったのに、ダイジェストにしてストーリーを足したからと言ってわかるわけねえ。1とか2の分かりやすさよ…
てかもうちょっと復習しとけば良かったと思わんでもなかった。キャラの名前くらいは入れとこうぜオレ。にしても何度聞いても「カシーバ・ミコシ」という音の秀逸さよ。さすが富野監督。シラノ−5の名前の由来、まさか説明入るとは(TVでもあったか?)
しかし話の展開には全然追いつけないのに、なんだかわからないけど面白いのだから始末に悪いな(笑)
一応TVシリーズの時の話は薄ぼんやりとは覚えてはいるんだけど、なんか余分に増えてる気もするよ。だからといってわかりやすいかというとそうでもないんだけど(2時間じゃ無理!)
てことでほぼ2時間延々と宇宙MS戦、時々ゴミ掃除。
むしろベルリとアイーダの衝撃の事実が明らかになったが思ったよりあっさりと流されるとか、あっちとこっちがくっついててあそこはカップルで〜と愛が入り乱れとる。もちろんその間ほぼノンストップ戦闘&戦闘。
色んな勢力がG-セルフを狙ってるという余談ならない展開にいきなり金星行きのクレッセント・シップという異世界文明感あふれる貨物船に謎のレイハントン認証システム(何故?)
何が何やらどうなってんのと思ってたらメガファウナがクレッセント・シップにぶつかりそう!避ける!という最大のクライマックスに持って行かれたwww
避けるだけなのに何であんなにハラハラするのか。話の展開が天才か!さすが富野監督ww
キャラの作画も全体に安定しててきれいだったし、G-セルフは大変可愛かった。やっぱりあの目がいいね。どっかで一瞬すごい人間みたいな目をしたとこあったけどハッとしたわ。
それにしてもこういう時こそパンフレットには解説という仕事をして欲しいものだけど、まさかの絵本並みの内容wwww
1、2の時はかなり分厚かったよね?説明することはないってか。まあ確かにちゃんと見ればわかるのかもしれん。たぶん。
第4部も楽しみ!
入場特典のクリアファイル、何の絵だろうと思ったら(メカに弱い)カーヒル大佐のグリモアか。ロゴの文字が何か別のアニメみたいだよw