そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

仮面ライダーリバイス#38「父と子が紡ぐ!究極のリバイス!」

テレ朝 https://www.tv-asahi.co.jp/revice/
東映 https://www.kamen-rider-official.com
脚本:木下半太 監督:柴崎貴行

「いやいやいやいやいや、この人優秀すぎない?本当にヒロミっち?」

 

オレもそー思う。てかヒロミっち記憶喪失どうした?その話はスピンオフで…ってことならもう聞かねえけど。

そして今回のキーワードは「正義が暴走していたんだ」

ナンノコッチャよ?

 

 

ねえねえちょっと待ってー?赤石長官の言ってることが全く支離滅裂なんだけど。

「太古の時代、人類との共存を望んでいたギフ様」…って言うけど、それ確か「ギフが人類を支配するってこと」だったよね。その後の歴史の流れとして、人間がそんな謎の存在ギフ様のことを”悪魔”と呼んで忌み嫌って拒絶しても当たり前だと思うし、そんな人類に失望して長き眠りに入った…って、何を言ってるのか全く分からねえぜ。

完全にギフの代理人である赤石目線の人類の残念史だけど、見てるこっちはそんなの知ったこっちゃねえとしか言えないんだが。

 

もちろん当然、今このタイミングでギフを目覚めさせ、人類へ戦略的退化を促し支配しようとする赤石長官の狙いが全くわからないんだけど、そもそも赤石が自分が権力を握るわけでもなくギフの代理人に甘んじてる理由、そこからして全くわからない。代理人になることで何かお得になることあったの?名誉だけ…って話ならまたそれはそれでだけど。ギフの花嫁候補じゃないよね?

 

この話が面白いかどうかという以前に今何をやってるのかさっぱり分からないんだけどさ、元太パパの心臓からギフの遺伝子を取り出す手術とか、そもそもパパさん死ぬかもしれないスタンプ作って息子たちがやったぜ!って使うと思ってんのかな?

元太が提案したギフの細胞を取り出す手術って、どんなリスクがあるの全然分かんないんだけど、そもそも手術ってのも今聞いたぞ。どこにあるの?心臓ってこと?今元太の心臓ってどうなってるの??

そしてまた眞澄パパの言ってることも支離滅裂なんですよ。

 

元太の人生を壊したのは真澄パパたちの組織で、元太は自分の体から命をかけてギフの細胞を取り出す、それを元太が望みそのとおりにすることを真澄パパが「借りを返す」と言ってることが単純に真澄パパのセリフとしておかしいって話ね。

えーと大事故から命は救われたけどその代わりに改造されてむしろ人生棒に振るようなひどい扱いを受けたのは元太で、その組織=狩崎真澄たちに「借りを返してもらわなきゃいけない」のは元太の方であって、一人の人間の人生を破壊した側の組織が今その人間のさらなる命をかけた犠牲によって借りを返すって元太が二重に犠牲になってるんだけど。

オレなんか変なこと言ってる?一応2回見たけど間違ってないよね。(マジで勘違いしてたらゴメン!)狩崎真澄は元太に何の貸しを作ってたの??命かけるようなさ。

それともこの脚本家が酔っ払って仕事してんのかな。筋通ってないよね。

 

元太が家族には知らせんなって言った直後に一輝が話聞いてたーだし、しかもこの時点で真澄と元太は命がけだってわかってるみたいだけど視聴者も一輝もわかってないよ。

なのにこの脚本、そこで一輝に「俺たちはどこにでもいる普通の家族だよ」って言わせる?

元太パパさんも「今日のこともいつか良い思い出になる」とか何言ってんだよ。本当に死ぬつもりなのかそうじゃないのかよくわからないよ。しかもだからフラグにもなってねえ。

一体この話は何をやろうとしてんの?

もう一度言うけど、今この時点でギフの細胞を取り除く手術のリスクとか、死ぬかもしれないなんてこと一言も出てないんだけどさ、なのにパパさん死ぬみたいなこと言ってんじゃないよ。どこを感情の基準にすればいいんだよ。

と思った直後に手術の確率は五分五分だっとか言われても、いやだからここは一輝が物陰からそれを聞いてからパパさんを止めに入る方がよくね?オレならそーする、誰だってそーする(一応プロ脚本家の台本を演出したプロ監督の仕事だけどそう言わざるを得ない)

 

さらに、元太パパの生存確率も知らないままジョージに親子力を合わせて最強のバイスタンプを作ってくれとにこやかにいう一輝兄よ…

一輝もジョージもパパさんの手術確率が五分五分だって聞いてから親子で力を合わせるとかの展開の方がよくね?そのほうが盛り上がらね?それが普通の王道展開じゃね?

もしかしてパパさんが死ぬかもしれないのに、一輝がそれを知らないまま戦ってもなぁ。あ、もしかして盛り上げたくはないってかな?

やってることと結果は同じだとしても、見てる気持ち的に全然違うよね。情報開示の順番おかしいよ。柴崎監督はおかしいと思わなかったの?

なんかもういちいち展開が辻褄合わないどころか変すぎて全然内容が頭に入らないよ。

 

そして元太が手術前に家族に向けてビデオメールを録る…というエピソードを入れる必要あるのかな?

いや必要あるないとか以前の、ドラマ作劇上の話として。命がかかってるらしいけど全くどんなリスクが有るのか視聴者にも主人公にも説明されてないまま危険な手術をするにあたって、「ビデオメールを録る」ということの意味を問いたいんだ。家族思いとかそういうことをやりたいのかな?でも今この話の展開としてそういうエピソードが必要なのかってことだけど。そのうえでそれがストーリー展開としてちゃんと生かされてるのかってことだけど。

とゆーか、今回のこの話、つまりパパさんの手術の話ってギフと戦うにあたっての展開として正しいのかな?何もかも展開もエピソードも感情も噛み合ってないんだけど。

 

一応まとめると、

  • 朱美さんからギフの細胞を分離してバイスタンプを作るつもりだったけど朱美さんは赤石のせいで消滅しちゃった(ついでに大二が勘違いして半分闇落ち中)
  • 元太パパ、自分の心臓からギフ細胞を取り出そう→命の危険が五分五分→主人公である長男はそれを知らないでギフスタンプ待ってる
  • 元太の悪魔であるベイルが消滅しそうに→元太の命が危ない→一輝「聞いてないよぉ〜」
  • 一輝、手術止めに来た→スタンプ、勝手にギフのもとに飛んでく→捕まえる→アルティメットリバイス

その結果としての顛末が

「父ちゃんの命を犠牲にして作った場合スタンプは意味がない」

ってあまりにも当たり前すぎるんだけど。父ちゃんの命と引換えのバイスタンプを息子が使うわけないじゃん…(白目)

なんでそんな展開でいいと思った?

 

「お父さん結構無理して純平やってましたー」

元太パパ、純平の記憶を取り戻した上で一体今の記憶は誰キャラなのよ。

純平の記憶はすっかり上書きされちゃったってことか、それともホントは純平だけど家族の手前元太を演じてるのか。だって家族がいないとこではシリアスな純平キャラだったじゃんよ。それとも「リバイスレガシー 仮面ライダーベイル」見ろってこと?

どっちにしても無事に戻ってきてよかったけど、元太パパの心臓どうなったん?というかもう元太には人工心臓でも入れとけよ(投げやり)

 

「全力全開」は違う番組だよバイスちゃん!ゼンカイジャーに乗っかってくんなヨ!

あー五十嵐三兄妹もヒロミっちもカワイイしジョージは変でいいのになあ〜なんでこんなクソつまんない(言っちゃった)展開になってんだよ!

ちゃんと主人公がメインじゃないドラマは嫌なんだよ。

五十嵐三兄妹とはいってもちゃんと一輝とバイスメイン、その二人のコンビ目線の物語にしてくれよ。なんか言いたいことはいろいろあるけどとりあえずお口チャックしとくぜ!( ´∋`)

 

予告。

さすがに矢柴さんが大演説かますキャラになるとは思ってなかった。