そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

暴太郎戦隊ドンブラザーズ#24「むすこ、ににんばおり」

テレ朝:https://www.tv-asahi.co.jp/donbro/
東映https://www.toei.co.jp/tv/donbrothers/index.html
監督:加藤弘之 脚本:井上敏樹

「へぇ〜、タロウが困っているなんて新鮮」

 

オレもタロウと縁が出来たい!タロウうちに宅配便運んでくれんかなあ。

マスターの写真集、売り気切れー!(細かい)どんぶらに買いに行きたかったのに!

と欲望のままを吐き出してみた。このままだと俺もヒトツ鬼になってしまう。

そして犬から戻った犬塚翼は他のドンブラメンバーと関係なく今日も細かく人助け!

大体わかったというタロウに(「いくらなんでもそんなあなた…」)とおばさんみたいなリアクションの心の声がダダ漏れなはるかにワロタw

こはくちゃんはいいねえ〜

 

 

井上大先生でピアノネタといえば「海の底のピアノ」。海の底、いや店の中のピアノ…さすがどんぶら、さすがマスターw

ピアノ講師の東智子さん、ピアノを強要されて挫折、家出してしまった息子の耕一郎くんにタロウを重ねて見間違え、困ったタロウがみんなの協力で(不本意ながら)二人羽織で対応するというお話……なんだけど、普通にこのお母さん頭が可哀想な人だよね…?

 

今回の話、最終的にはなんかいい話になってたけど、実はドンブラにしてはよくわかんなくて。

最初に見たときどうせ忍者鬼が息子の耕一郎だろうと思ったんだけど、途中からそれがイコール智子さんの息子の耕一郎と結びつかなくなって、最後に家に帰ってきた耕一郎を迎える智子さんの顔をなぜ映さないんだろう…とモヤモヤ。(それともいかにも感動のお涙頂戴演出にしたくなかったのかな?)

これ、生きがいを求めて隠れながら暴れまわるヒトツ鬼と智子さんの息子の耕一郎くんが全然関係なくても良かったんじゃないかなあ。

つまり普通にヒトツ鬼の事情と関係なくドンブラメンバーのドタバタ話だった…でよかったのに、そうじゃなく普通にヒトツ鬼が息子だもん。今までの話でもそういうのあったやんねえ。(確か特命鬼の井沢老人)

 

だって耕一郎とタロウって顔も髪の色も背格好も全く似てないし、どうして息子だと思うのかまずわからん。

そして見間違っただけならまだしも息子とデート的にお出かけしようとするとか、それが寂しかったからあえてなのかどうなのかも、最後に一言謝ろうとするみたいなのがあればまだわかるんだけどね。(ちなみにオレは息子とデート♡とか言う母親気持ち悪くて嫌いなんだ)

でも忍者鬼が実は息子だったと知ったときのあのカットも、あれだけ心配してるんなら駆け寄ってもいいくらいだと思うから何も言わずにその場を去った意味がいまいち伝わらなかったし(可能性としては自主的に戻ってきてほしかったからとか?)、それで最後に耕一郎を出迎えた顔のカットがないから、智子さんがどういうつもりだったのかもよくわからん。

 

テレ朝公式のあらすじもまとめすぎて間違ってるけど、よくよく見返したら忍者鬼がタロウ(とはるか)や智子を襲ってきて智子が撃退したところで忍者鬼の「生きがい…」で何か気が付き、そして忍者鬼が耕一郎だったことを確かめて無言で去っていった…なんだよね。

しかも忍者鬼が当の家出した耕一郎だと言うのはタロウたちは知らないままだし、それに気がついた智子さんが何も言わないまま、謝りに来たタロウに対して「どうでもいいのよそんなこと」で「あなたと出会って楽しかった」ってのもひどいなあと思うわけで。

耕一郎くんも、ピアノが嫌で家出したけどヒトツ鬼になるくらい生きがいを求めてたって、そもそもなぜ家出したのか、お母さんの意見じゃなく本人の話として聞きたかったけどな。

脚本がそうだったの?それとも監督裁量?なんか筋通ってないように思うんだけど。

親も知らない桃太郎で育ての陣さんも今はいないから、気分だけでも母に親孝行をしたかったタロウはともかく、最終的に「どうでもいいのよ」になるならどうしてあんなに言動がおかしかったんだろうとしか思えない母親がなあ…

本当の息子じゃないからピアノは聞かせられないって、タロウのその出来すぎた気遣いが泣かせるぜ。

てことで珍しくモヤモヤモヤ〜スッキリしないー

ただ今回、何事においても完璧超人の桃井タロウが珍しく困ってるその状態が大変珍しく面白かったので見ごたえはあった。

また樋口幸平くんが思ったより上手いというか、本気で困って戸惑ってるタロウの表情とか、でも本気で智子さんのことを思いやって、でも嘘はつけないから苦しいみたいな細かな表情を演じてて、それはそれで大変、本気で良かった。最後のノクターンを弾きながら智子さんのことを思い出してふと微笑むとことか、スンバラシイでした。

本当にこのドンブラキャスト、初回で感じた「このメンバーで一年大丈夫だろうか…?」というなんとはなしの不安が全く失礼なくらいみんな上手いよな。もちろん途中参加のジロウもな。こういう誤算は大変嬉しいね。

 

 

てことでそれはさておき、その他ツッコミ。

二人羽織で指示を出すどころかタロウの代わりになるという作戦で、勝手に自分のことを投影して逆ギレする真一と雉野にはタロウも困ってるどころか最終的には困惑?マスターも呆れるぜ。そういうところがドンブラメンバーの奴らは一見常識人ぽいけど変人だって言ってんだよな(苦笑)

いや特にここんとこ猿原教授が案外俗物だってのが言葉や態度の端々に現れてて、最初の頃の風流人の達観したとこが全くなくなっていくの、面白いなーと思うけどw

智子さんも最初真一に息子の家出を相談しにきたはずだった…って、一体何を言ったんだろうと思うけど、その時よほど心象が悪かったんだろか?今その無職の怠け者とお話してますよw

 

喫茶どんぶらから作戦の指示を出すってことでちゃんと耕一郎の友達を連れてきてるってところがなんかソツがない。教授のお考え?

そしてどんぶらにピアノ…しかもグランドピアノ、マスターがタキシードでピアノ…ほんとなんでもあるな、どんぶら。マスターの写真集欲しい(何度も言う)

あとこないだからマスターが読んでる「全開への挑戦」とは? 

 

真一が勝手に俳句詠んでセンス悪いと言われて切れ、雉野が勝手に結婚してる設定にしてみほちゃんで切れ、そもそもなぜ結婚相手のとこではるか出てきた?しかも嬉々として(いやわかるけどw)

しかもラブラブ装いタロウを殺すしwww

 

ジロウ、完全に困ったくんでハブられてるよな?大丈夫?心折れない?

闇ジロウでやってきたけど毎回分裂して自問自答すんの!? 当たり前にロボになったけど、ドラドラゴンジン、毎回トラを檻に入れたら「ハウス」って言うのか。しかもトラ、好きあらば逃げるってww

ジロウ、早くみんなにの仲間に入れてもらえるといいね…

全体にはもちろん面白かったっす。うーん毎回話にソツがなく濃くて確実に面白い!

 

 

予告。

雉野回…なんだけど、予告がいつもよりカオス!何があった??

東映公式。

ドンブラ公式、何でまとめサイトやってるん?(爆笑)

教授がタロウの肩揉んでるのは知ってたよ、でも碇司令はさすがに…(苦笑)

「話が動く前にしかやれないネタが、いっぱいあるんだよ」 大先生…