そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ゲゲゲの女房 14週目「旅立ちの青い空」

http://www.nhk.or.jp/gegege/
貴司は無事に結婚できてよかったなあ‥‥の週明け。
久々の太一くんですが、こないだからチラチラとTwitterのTL上に「同人誌」という言葉がオタク諸氏のつぶやきにより散見されてたんで、てっきり太一くんが鬼太郎同人誌でも作ったのかと思ってたら(あるわけねえ)、普通に詩や文学でしたか。しかも寺山修司とかずいぶんトンガッてんなあ、よく知らないけど。(当然「ウテナかよ」っていうよ!w *1
というか、村井家に浦木と競馬帰りの政志と太一がやってきたとこの並びがなんかおかしかった(むしろオカシイ?)んだけど、ホントに若い太一くん@ズッキーと、実際は同じ世代の茂@向井りーと浦木@杉浦太陽がいて、多分実年齢通りなのは太一くんと政志だよな。どう見ても太一と同年代にしか見えない茂と浦木が実は政志よりちょい下世代ってのが変だった(笑)見た目と実際のギャップというか、ホントにうっかり太一くんと同じくらいだと思っちゃうよ?w 演技見てる分にはそうでもないんだけど(笑)
それにしても、元からの気質はあるにしても死ぬような目にあったのは同じ、確かに辛さでは政志の方がちょっと厳しかったにしても腕を取られた茂と比べりゃ五体満足で帰ってきただけでも御の字だろうに、「仕方なく」と言っちゃう後ろ向きさはどうしたもんか。というより、そういうふうにネガティブに考えたことがないという茂はすげえなあ。スゴイというよりいろんな意味で幸せな人だ。
 
ゼタはずいぶん無茶だけど、深沢さんは大丈夫だろか。というか深沢さんも満州組か。ただ終戦前に上手いこと帰国できたってことはやっぱり相当切れる人だなあ。そこら辺さすが編集向きというか先を見る目があるというか、面白いもんだな。
まあそういう前フリはありつつ、今週の話はこみち書房移転というか、政志復活話で安心したよ。
というか、直接の原因の不良図書追放運動の良識派の人たちは、営業妨害って言葉知っとるんだろか?そっちの方は結局解決しないままなのはそれはそれでスッキリはしないけど、また出てくんのかなあ。
なんか茂たち貸本漫画家って完全に「裏」だよな。同時期に「表」であるトキワ荘の人たちがまさに雑誌漫画のこの世の春だったと思えば。(読売新聞の藤子Aのコラムはまだ続いてるんで読んでますが、このタイミングでゲゲゲを見てるといろいろ思うとこありですよ)
それはもう作家のカラーといえばそうなんだけど、同じものを目指す人たちが自然と集まってくるものだからそれはそういうもんだろうけどさ。実際手塚先生は水木しげるの漫画に非常な嫉妬をしてたなんて話も聞くけど、他のその下世代のトキワ荘漫画家はそんなどころじゃなかったろうな。だからといって当時の世間で人気、漫画といえばみたいな認識だったトキワ荘漫画家たちの漫画が明るいだけの漫画だってこともないのは、それが日本のトップクラスの漫画家たちだったからで、そもそも水木しげるもそうなんだよね。
だから茂が漫画を描くのが好きってだけでどんな逆境でも漫画を描き続けることができたのは、それが「水木しげる」だからであって、茂が漫画を描くのが好きだって言って説得力があるのは、どんな状況でも優れた漫画を描く事ができる才能があるという一点に尽きるんだよな。戌井さんや春子ちゃんと違うのは単にそれだけの話で、出来上がったもののクオリティが絵も話も飛び抜けてる上にいくらでも描ける多産性があるからだよ。漫画家の才能の第一は一定クオリティ以上のものがたくさん描けるってことなんだから。作品の傾向は問題じゃないんだよなあ。
話がそれたけど、だから電気工として腕の良かった政志が、いくら抑留中とはいえその技能を仲間に妬まれて嫌になったってことは飛んだ筋違いな思い込みで、それをその技能や才能に見合った当然の待遇だと思えるかどうかじゃないかなあ。そこら辺でまあ言ってしまえば政志は普通の人ってことなんだけど、それであんな暮らしされちゃ美智子さんだって気の毒ってもんだよ。

『死んだ者たちは無念だったろうと思います、みんな生きたかったんですから。死んだ人間が一番可哀想です。だけん自分は生きてる人間には同情せんのです。自分も貧乏はしとりますが、好きな漫画を描いて生きてとるんですから、少しも可哀想なことはありません。自分をかわいそがるのはつまらんことですよ』
政志が美智子さんに優しく出来なかったっていうのは政志が自分が一番可哀相だと思ってるからだったわけですが、生きて好きなことができるってだけで良かったって言える、まあ政志のようにダメになってる人間に対してもそれを批判しないのが水木先生の偉いところで、人に対して優しいところだと思う。人それぞれ事情はあるんだもんな。みんなが自分みたいではないってこともよく知ってるからではないかと。
だから漫画を辞めた人や諦めた人たち、誰に対してもスタンスがフラットなのかなあ。あんまこういう人いないよなあ(笑)ある意味達観しすぎw
まあ政志が立ち直って良かったよ。美智子さんに布美枝の作ったお手製金メダルを掛けてあげたとこは、あまりに不意打ちだったけど泣けた。これで立ち直ってちゃんと美智子さんとこがちゃんとやっていけると思えたよ。子供の墓がある深大寺を離れてもいいと思えたんだから。でも街のお母さんとしては黙って引越しはないよなあw 千葉なんて遠いじゃん。
それはともかく、春子ちゃんは気の毒なことになりそうだなあ。時間がないって実家から期限付きで出てきてたんじゃなかったっけ、確か。みんな覚えてあげててよ。
あ、どうせなら太一君は春子ちゃんと付き合えばいいのに。二人で同人誌作ればどうかなあ?ダメかw

*1:っていうか、いまwikiで確認して初めてJ.A.シーザーが外人じゃなかったことを知りました(笑)

ホタルノヒカリ2#1

http://www.ntv.co.jp/himono2/
ぶちょお、アホ宮とキスすらしてないのにプロポーズかよ!それでいいんだΣ( ゚Д゚) うんまあぶちょおも相当残念すぎると思うけど、つまり今シーズンは「結婚」をエサにぶら下げてアホ宮を調教する話なんですね?
やっぱり見ると面白いのは水橋文美江の脚本のせいか。というか前回オレがアホ宮に耐えられなかったのは同族嫌悪‥‥ではなく、やっぱりマコト(加藤和樹)が妙に真面目でシリアスだったせいでアホ宮がDQNに見えすぎてたからか?仕事がそこそこできるってことを差し引いても。あとぶちょおとマコトの間で打算的に揺れるのが好きじゃなかったから。
でも今回の瀬乃(向井理)はいい加減にチャランポランで、あとアホ宮のインチキぶりがあまりにもファンタジーすぎて現実的にムカつく気になれんってとこか。ちゃんと仕事もできてるし、というか桜木さん(臼田あさ美)他、後輩のいい加減な仕事っぷりにムカツイて逆にアホ宮に同情。ついでに一生懸命裏方に徹して頑張る姿が健気に見えた(笑)
それでもぶちょおに対しての放置っぷりはありえないレベルだと思うけどさ。ぶちょおもあんな女が好きだなんて(しかもキスすらしてないのに!)残念な人だなあ(笑)
結局アホ宮の仕事のモチベーションって「ぶちょおにホメられたい」だからぶちょおじゃなきゃダメなんだよね。あいつの目標はステキOLだろうけど、ステキOLだと言われたこともぶちょおに褒められなきゃ意味ないんだよな(苦笑)そういうとこが完全に依存してるんだけど、干物だからこそ否定されるわけじゃない依存させてくれる心地良さに敏感だというか。でも自分からは動かないってことも理解してくれてないとダメという贅沢さ。そんな男(しかも仕事が出来るイケメン←これ重要)が現実にどこにいるんじゃい! (^_^;) *1
そういや貯金残高47円って、そりゃそうだろう、イイもの着てるもん。きっと香港でも考えなしに使ってたに決まってる。オレにはわかる!w
あ、瀬乃は意外と結婚したらきっちりしそうだと思うなあ。干物女は許容範囲内だけど実際の干物状態は許されない感じ?だって自分の都合が優先しそうだからw お付き合いはしたくないけどお友達としては理想的な男だなあ(笑)もちろんルックスが向井りーだからこそ。当然。
そして、高野部長をやたら気にする井崎(高橋ツトム)はゲイなんだろうか?部長が好きなんだろか?これでジムで鍛えてたりしたらガチだと思うけど(笑)前回はやたら二木がおホモダチっぽかったんだけど、井崎と部長は気になるよ。井崎の気持ちは報われるのか?ぶちょおならなくはなさそうよ?w
1よりは面白く感じたから視聴は継続だけど、今回もそうだったけどあくまで家事しながら見用。ちゃんとは見るけどあんまり入れ込んで見るもんじゃないライトなドラマだしな。なんか夏っぽい感じでよし(笑)
そうそうぶちょおのコスプレはサンバだけど(なんでするw)ぶちょおの着メロはマンボでしたよ!なんでやw

*1:あ、イケメンでなければウチにもそれっぽいのが一人いるんでいなくはないだろうが。でなきゃオレ、毎日こんなテキトーにブラブラなんかしてらんねー(笑)アホ宮みたいに意味不明に怒られながら生きてるよ!