そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ドラマコンプレックス・戦国自衛隊第二部

原作読んだことないし、角川の映画版もこないだの江口主演のリメイク版もまだ見てないんで、話は知っててもオチを知らないんですが、あんなオチでいいの?結局死んだ人は帰れなくてサトエリだけが記憶喪失で帰って来たって…?しかもなんだか謎演出。どういう意味?
まあそれはさておいても、それなり面白かったです。それなりっつーのは第一部を見逃したからなんですが。
どうもああいう限定された絶望的な状況でそれでも諦めずに戦うというのがツボなのかな。結局なぶり殺し状態なんですけどね…そういう果たされない約束みたいなのが胸に来るよ。
結局みんな、何の為に戦ったんだろう。
藤原竜也の小早川が裏切るくだりは判りやすくて感情移入しやすいし、なんか良かったな。
時間軸が一つだとすれば、歴史を知っていたらどんなにあがいてもすでに起こったことは変えられないってのは判るんだけど、そこでどう生きるのか。下手に自衛隊という力があるから戦ってしまうのか。
余命がないから後先考えずに歴史を変えてみたいといって、石田三成として死んでいった嶋村の渡部が一番生きたって感じですね。だからといって伊庭の反町が無駄死にだとは思わないけど。ただやっぱりあれをみると何もかも虚しいって感じか。なんかやりたいことやった方が勝ちみたいにも思えるなあ。勝ちは価値。嶋村の生き様はおいしいよ。歴史の中に埋もれても。
伊庭の方は神社にドッグタグを隠しておいてサトエリの奇跡と娘の超能力?で見出されたけど、これもなんかの証といえば証か。心情的には物という依り所があったほうが支えになるね。
そういや第二部では現代って殆ど出てなかったけど、どういう扱いになってるんだ?消えて行方不明になった以外に何かあったのかな。第一部を見逃したことが悔やまれる。
ということで、反町がやたらカッコ良かったです。テロップ見ると特撮俳優もたくさん出てたみたいだけど、誰が誰やら余りよく判らなかった…
それにしても戦国時代って怖いな。絶対行きたくねー。