『リュウさんは間違ってます！』
母は池田昌子ですかー、確かに母はこの人おいてないな。
リムエレキングをマスコットにするトリヤマ補佐官グッジョブ！そうそう、マスコットはいないとね。リムのグッズを作ったり、GUYSのサイトを見るとリムが出てきて案内してくれたりするんだよ（笑）
それはさておき、リュウは単純だからすぐ間違った方向に突っ走るよな。
機雷で怪獣を殲滅するのを可哀相といったコノミは単純に命が失われることに対しての呟きだと思うんだけど、ディノゾールに限らず怪獣って別に地球を侵略したいと思ってやって来てるわけじゃないし、それはそれで可哀想というか。もちろん地球にやって来たら害獣になっちゃうから、倒さないといけなくなるわけだけどさ。
「怪獣を野放しにすると人々の命が脅かされる」というところまではいいんだけど、そう考えるとリュウの言い分は非常に短絡思考に陥ってるというか、怪獣だってひとつの命だと思うんだが。
それで怪獣憎しのあまり人々を守ることより怪獣さえ倒せればいい、ダムの破壊＝人々の命を脅かすってことに考えが至らないから、1話とは逆にミライに説教されるんだよな。ダメじゃん。ディノゾールが1話の怪獣だってのも暗示的ですな。
ミライはウルトラマンだからってことはないけど、あの面子の中では間違うことはないんだよな。まあすぐに気がついて間違いを正せるのも単純なリュウだからこそなんだけど。
セリザワさんが『リュウのそばには君がいる』というのはそれを知ってか知らずかだけど、この人もずーっとミライ＝メビウスに説教くらってたわけだから、そう考えると自分にはすでにリュウを導く資格はないと思っててもおかしくはないかな。この分だと共闘はするけど戻ってはこなさそうですね。リュウはリュウで青いウルトラマン＝セリザワ前隊長だって思ってればいいんだし。間違ってはないしな。
そのセリザワさん、解き放たれたのはツルギの方だから、セリザワにウルトラマンとして生きろって母は言ってるんだよな。ミライもウルトラマンとして戻ってきたって言ってるし、意識はセリザワさんてことか。勝手にウルトラマンを押し付けられちゃってある意味迷惑じゃないか？（笑）
ウルトラマンヒカリがリュウの命名ですが、なぜかみんなには却下されて支持者はミライだけ。NTTのキャンペーンはともかくとして、「光」がウルトラにおいては「導く者」と同じだということを考えると、リュウにとってのセリザワさんに対する命名としては意味深ですね。
あとはリバースしちゃうディノゾールが面白いな。
メビウスとヒカリの共闘はアクロバティックな見せ方と赤と青ってこともあって、まるっきりエヴァの「瞬間、心重ねて」そのまんまと思ったけど、確認したらバク転と同時キックくらいしか被ってないな。
それよりもウルトラマンと怪獣が戦ってる場所で意味もなく動いてる車とかケーブルカーとかはハッキリ言って興ざめ。なんであんなことするんだ？マックスのキングジョーの時もそうだったけどもしかして同じ監督さん？意味判らん。（こういう意味不明な演出キライなんだよ）
鎧がなくなったヒカリの顔がメビウスと同じ系統ってのがちょっと気になったけどデザイン的にはまあいいか。仮面つけてる方が目が見えないぶんミステリアスではあったけど。
ディノゾールのベロムチを投げ捨てるのがなんかおもしろかった。
そして作戦行動の時は主人公だからってこともあるけど、必ずミライは単独行動なんだよな。さすがサコミズ隊長。
予告。来週はいい味だしてる補佐官の初めてのお使い（笑）ひと月に一度はフィーチャーするって決めてんのか？それはそれでグッジョブ！恵比寿様と戦うメビウスはタロウあたりを思いだすぞ。
ちょっと思ったこと
それよりこないだから思ってたのは、最初弱々しい印象があったせいでミライって成長型主人公かと思ってたんですが、ツルギに説教したりするのみてるとそういうわけではなさそうです。
1話でリュウにダメ出しされたのはまわりを気にしないで戦うことを注意されたんであって、それは気がつかなかっただけってことなんですね。宇宙人ならではの無神経さとでも言うか。だからそれに気がついてからは周りの環境には気をつけてるし、言ってることは常に筋が通ってて間違ってないし、GUYSではリーダー的に振る舞うこともあるし、意外と人格としてはもう出来上がっちゃってんじゃないだろうかと思った次第です。
見た目に惑わされてはイカンですね。
