今週は時間が取れなくてちょっと考えてみたいことはあるものの、カブトのことに思い至ることも少なくバタバタやってましたが、ちょっとだけ28話で気になってたことをいくつか。
岬さんは特に何も無かったからワームじゃなくて本物なんだろな、たぶん。でも大介死亡の状況の断定の仕方とか、それがそもそも岬さんの仕事かとか考えるとワームでも全く問題ないと思うんだけどなあ。大体なんで加賀美は指令車にいるのに岬さんが外にいいるのか。仕事中じゃないのか？
電話はやり取りから普通に加賀美→神代、岬さん→天道でしょ。加賀美がいつ神代の携帯番号を知ったのかってのは、かけてた場所が指令車だったからZECT絡みでいいと思うし。それより今更だけど坊っちゃん、携帯持ってんのかーと思ったり。庶民的な貴族だな（笑）
じいやが語る坊っちゃまの過去は回想付きだから普通は聞いた話じゃなくて自分が見た話ってことになるけど、じいや、ワームじゃないよなあ（苦笑）
ドレイクゼクターが本物と偽物の間で迷ってたのは28話のコメント返信でも書いたけど、本物はどっちだか判ってるんだけど偽物がグリップ持ってるから迷ってたのかなーと。それでなければどっちが本物だろうがグリップ持ってるほうに行けばいいだけだからなあ。ゼクターが迷うという演出的な面白さはちょいとおいといてですが。
あと結構ちまたの感想で問題視されてた最後の場面転換、別に問題ないけどなあ。あそこで引きにされるからちょっと現実感が無いんだなけどね。せめてあの場面転換の前に加賀美からの電話でもあればもっと感覚的にスムーズに場面転換だって理解できたかもね。せっかく格好良いことやったのに、ちょっとだけ演出が足りなくて残念。
今回一番あれっと思ったのが影山は天道寺＝カブトだって知ってたのか？なんですね。
影山的に天道寺＝天道なのは知ってるのかなー？というか天道自体知らないんだっけ、入院してるときに天道を見てるけど天道だって認識してるわけじゃないし、矢車さんは知ってたけど言ってないんだろうなと思うと、天道＝天道寺＝カブトだってのは影山は知らないんだよなあ、たぶん。
皿洗いの時と坊っちゃんの誕生日のときに、なぜかは知らないけどシャドウの天道寺隊長がビストロ・サルに出入りしてることは知ってると。で、加賀美や大介と知り合いだっていうのも状況を考えると判る、でもそれはZECT絡みだと考えれば、影山的にも辻褄は合うワケですね。
それで28話で影山が天道寺がカブトだっていうのは（いつの間にか）知ったうえでの大介の弔い合戦だったんだけど、ちょっと待ったーと思ったのは、あの大介を追いつめる作戦ってZECTの筋書きだよな。ガタック、ザビー、サソードはともかく、なぜカブトがいるのか。
そもそも死体安置室はZECTの施設だと思うけど、それを考えると天道が呼ばれることがおかしいよね。ZECT的にはあんた何者扱いのはずだよ、天道は。
警察に潜入して陸と対峙した時点で、陸としては単なる息子の友達だと思ってた人物が天道だったと、顔と素性が一致して認識されたと思うんだけど、それはカブトだってことじゃないと思うし。（知ってるかもしれないとは思うけど）
三島はそもそも東が天道を拉致したところで、岬さんが上に報告しようがしまいがマークはしてるはずだと思うんだよね。それでいったらカブトエクステンダーを日常乗り回してるんだし（笑）それともあれは作中人物には見えないバイクなんだろか？
シャドウの隊長になれたのも、天道が優秀だからでは普通はすまないと思うんだけどさ。しかもカブトというのは隠してだからなあ。これは影山が三島に食ってかかってるんで三島の裁量でしょう。（三島と面識があるってことではないと思うけど）
とすると、やっぱり思うのが天道はどうやってシャドウに潜り込んだのか、しかもカブトってことでなく…とまたシャドウ隊長問題が。ゼクトル捕まえて上に会わせろっていっても普通無理だよな。実は田所さんが噛んでるってことないよなあ？
それで28話現在、三島、影山はカブト（天道なのか天道寺なのかはおいといて）が誰だかは知っているってことですよね。本当にいつの間に！？ですよ。天道に連絡したのは岬さんだし田所さんも薄々？知ってはいる、でもそれとZECTとしてカブトを知ってるとじゃ、まったく違う話なんですけど。
大介に擬態して天道を尋ねたワームは大介に成りすますことが目的じゃなかった。ということは、天道に擬態するつもりで近づいたって気もするんだけど（樹花なんか襲ってる場合じゃないよな）、それは失敗したということなんでしょうか。というとやっぱりカブトの正体は三島と麗奈には知られてるってことだしなあ。もしかしたら樹花に擬態して天道をどうにかしようとしたのか？
そうなると最初の頃の、ZECTに所属しないライダーは抹殺するってのもなぜって気がするし（ZECTの組織としての非情さを描く役にはたったけど）なんつーか、そろそろZECTの組織としての在りようを説明してくれないとますます混乱するばかりなんだけどなあ。それ自体が物語の大筋の秘密であっても今の時点じゃ、本当に大事な謎と秘密がどれなのかよく判らんのだよな。
物語の謎と秘密はそれはそれであくまでも舞台装置であって、大事なのはそれを使った人間ドラマをどう見せてくれるかなので、最終回になって謎解きが物語の大筋だったといわれて、見てるこっちが肩透かしってことにならんようにして欲しいなあと、映画を見てちょっと不安になったことでもありますが。（内容じゃなく、なんていうか方針ていうのかなー、どれくらいちゃんと終らす気があるのかなって感じで。謎投げっぱなしでもドラマとして成り立ってて話が筋通ってれば、最低文句は言わないんだけど…）
ちょっとのつもりが長くなったけど、見返してのことじゃないからいろいろ間違ってたらスマンです。でも影山のために見返すほどヒマでもないから、オレ的にはまあこんなとこで。
