そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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結婚できない男#9

http://www.ktv.co.jp/shinsuke/
いつも桑野の"変さ"を描くために「対比」の手法が取られてるんだけど、今回は特に全て対比で成り立ってるなー。話の大筋は"桑野に彼女が?疑惑"なんだけど、そのことよりもそれがもたらす周囲への影響が見所だよな。話が濃くてフォローしきれないんで、ポイントだけ。面白すぎ。
 
というか驚いたのは、桑野は"彼女がいる"という状況を否定はしないってことか。結婚はイヤだけど彼女はいいんだってことに驚いた。まあ確かに身の回りのことを全部自分で出来て仕事も出来る、社会的ステータスもある、ある意味自分に自信がある男は結婚なんて必要ないよな。ていうか、よく考えたら桑野の仮想敵・金田も同じじゃん。彼女を毎週変えてるけどな。
てことで周囲は、彼女なんて絶対出来そうにない人間に彼女がいる?ってことが衝撃というべきか、いきなりお見合い話を受けてしまう早坂先生とかいきなり合コンをセッティングしろというみちるとか、特に早坂先生、それとこれが何か関係あるの?ってみんなから突っ込まれてるよ?(笑)
みちるの合コンは何がおかしいって、英治の連れてきたオタク友だよな。イケメン英治(塚本だよ)は自覚のないイケメンだったのだ(笑)女の子が合コンに連れてくる友達は自分より容姿が劣ることが多いってのは定説ですが(ホントかなー)英治の場合、無自覚に如何にもなオタク友を連れてきて、その言うことにいちいち感嘆している…ってイケメンほど性格がいいってのは定説なのか?(ホントかなー)容姿や男女で分け隔てないってのはやっぱりモテるよな。イイ人で終わる確率も高いけど。ちょっとフェミニン入ってるくらいがいちばんいいんだってば。マッチョがモテるってのは男性の幻想だから。てことで、女の子の中に入っても違和感ない英治はまさに理想。癒し系だよなー。
早坂先生の見合い、一回り年上で頭が薄く、何となく冴えないサラリーマン…『私、結婚じゃなく恋愛がしたいんだと思うんです』身近な人間から聞いたらあまりにも痛々しいこのセリフ、よく聞くけどな(苦笑)このセリフが痛々しいのは、半分くらいはもし見た目が良ければ見合いでもいいでしょ?ってことだと思うんだよね。例えば桑野くらいなら。
ていうか、男性なら早坂先生くらいの経歴って、随分おいしいと思うんだけどねー。本当に早坂先生のことは応援するよ、力いっぱい。何かいろいろ思うとこあるけどまあいいや。何でこんなにこの脚本家はいろんなツボを押さえまくってんだろうな。
ケンちゃんはいい味だしてるよなー。

今回のマンガカフェ。1回目はよく判らんかったけど2回目は早坂先生「ゴルゴ13」…恋愛したいって人が読むマンガじゃないよな。みちるちゃんは「天は赤い河のほとり」。こないだの「王家の紋章(もどき)」の焼き直し的な作品ですね(笑)
今回レンタル屋DVD。「クリスマスの恋人」「続・オーロラの用心棒」何となく元ネタは判るような判んないような…