そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

のだめカンタービレ4話感想追記

よそのブログの感想見てコメントしたんで、ちょっとSオケの話を追加。
とりあえず画面と音楽と演出の《パーフェクトハーモニー》ってことで(笑)まさにドラマならではの盛り上がりで、ここはマジで感動したところです。
こたつの話は置いとくとしても(でものだめのちゅーネタで関連づけてはいる)、Sオケの特訓まがいの描写からプリごろ太のネタを上手く絡めて、ダメなオケを如何にして何とか形にしていくか、それ自体が千秋の成長でもあるということを含め、原作では着てなかったSオケTシャツを着る千秋とか、随所で盛り上がりポイントを押さえてるってのも大きいですね。
千秋のいう通りの演奏をしようと必死になるあまり指揮を見てないSオケの面子、千秋は千秋でハブにされたと思ってショックを受けたり(これは誤解)、そういう対立と和解の構図もうまく取り込んでいながら、俺様だからダメだということを子供向けアニメで千秋に悟らせたのだめ。オケに受け入れられる千秋を見て涙ぐむのだめの感動と、気持ち良さそうに指揮をする千秋が奏でる音楽の相乗効果で、どうもこのシーンは見ててとても気持ちのいいシーンだと思ったわけです。ノリとしてはかなり軽いんですけど、これは逆にこの作品の持ち味を損ねないものとして、重くない感動がむしろいいと思うんですよ。
CDBOOKの解説によると、ベートーベンの7番はフィナーレが圧倒的で大成功を約束されているため若い指揮者のデビューによく使われるらしいです。あとベテラン指揮者の晩年の演目に好んで使われたり。それとどっかで見かけたんですが(原作かな?)タイトルがないってことが重要で、そのため指揮者の解釈が重要視されるってことだそうですね。
玉木宏はかなり千秋になり切ってきたと思うんだけど、指揮をしてるとことか、最後ののだめにちゅーさせるとこなんかは王子様度も上がってましたねー。実は今まで玉木ってそんなに美形だとは思ってなかったけど(好みじゃないってことではないです。その辺のにーちゃん役としては好きです)、最後のベンチの嘘寝のとこは美形だと思ったよ。せっかくなのでこの辺でわき役オーラを払拭して欲しいとこです。(一応ツーハンマンの頃から見てますが、ドラマはともかくCMがなぜか微妙に安い感があるんだよなあ…)