そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

シグルイ1〜7巻

面白かった!まだ完結してないけど。*1
敵討ちから始まって、そもそもの発端である過去に戻るんだけど7巻目でやっとその前日まできたよ。途中、一体どういう状況を経て現在である敵討ちシーンに繋がるのかとハラハラしたけど、まあ納得。(え、いや待てよ、源之助の左腕は…?まだあるのか、話が?)
もとは南條範夫の短編集の中の短い小説らしいけど、それを山口貴由が膨らまして長編にしてるらしい。
残酷描写というかグロ描写があるんだけど(臓物系)この人の絵の描線と、もともとの画風が下品ではないのでよくあるグロ漫画とは一線を画していると思いますね。(グロってワケじゃないけど「バキ」みたいなのは面白いけど絵は苦手なんだ)
全体にやはり士道の美学とか覚悟、狂気や儚さみたいなのを好む作風の人だし*2、その上で漫画的なデフォルメが出来る人だから(この漫画ではそれは抑えてて劇画タッチに描かれてる)オレは嫌悪感はあまりないですね。むしろその画力に圧倒されるよ。
それで言ったら初期の作品の方がグロいし下品スレスレだと思う。オレは初期の短編はちょっとダメ。

シグルイ 1 (チャンピオンREDコミックス)

シグルイ 1 (チャンピオンREDコミックス)

 シグルイ 2 (チャンピオンREDコミックス) シグルイ 3 (チャンピオンREDコミックス) シグルイ 4 (チャンピオンREDコミックス) シグルイ 5 (チャンピオンREDコミックス) シグルイ 6 (チャンピオンREDコミックス) シグルイ 7 (チャンピオンREDコミックス)

*1:覚悟ファンの友達に覚悟のススメを借りようと思ったら貸し出し中で、ついでにこれも薦められた。ちょっと欲しいかも…

*2:よくホモ描写とか男の裸が開けっ広げに描かれるけど、本人は全くその気がないどころかどうも無意識らしいですよ。単に美しいものとして当たり前に描いてるらしいとか。まああの無作為過ぎる天然さはそうだろうとは思ったけどさ。