そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ウルトラマンメビウス#45「デスレムのたくらみ」

『GUYSという家があり、仲間がいる』


ああーもう、何て展開が下手なんだ!こういうレベルで気になるとダメなんだよなあ。
てっきり先週のヒルカワ絡みで駄目押し的に人間の身勝手で醜い部分を掘り下げるんだと思ってたんだけどな。せめて市民の中に四天王の手先がいて煽るとかさー。そういう悪意の向け方はしないのかな。だってサブタイに"たくらみ"って付いてんのに!一般人くらい操れよ、デスレム。
状況がデスレムの「作戦」というレベルのものでもないお粗末さがどうにも。それにもまして、市民感情の持っていき方とGUYSのミライくんの立場の絡ませ方が御座なりすぎ。それぞれの語ってるセリフは悪くないだけに何でこんなことに?


珍しく一般人やマスコミを出したのに、その使い方も単なるモブレベル。だったらいらねー。だいたいGUYSのライセンスは一般人も普通に持ってるって設定のはずだろ、あの言いぐさはねぇよな。(苦笑)
あとは、一般人が拾える周波数の電波を何でGUYSが拾えないんだとか、それがまた取ってつけたようなハム無線だし。この電気屋の社長がGUYSファンだとか、潜在レベルで巷間にいるGUYS擁護派ならまた全然話の深みが違ってくるのになぁ。勿体ない。ま、これはいつものことだけどさ。
でもマジで、話自体のクオリティ低すぎ。せっかくの新マン(帰りマンでも)も単純に出ただけだし。
兄弟たちをこういう風な使い方されると、そもそもメビウスは力不足をわかっていながらも、GUYSの仲間となら成長出来るってことでタロウに地球にいさせてくれって頼んだんだから、その意を汲んでないんだよな。
つーわけで、せっかくのちょっと感動的なリュウメビウスに対する呼び掛けが、そこに至る持って行き方がマズくてガッカリ。もっとシンプルでベタな展開でいいのになぁ。残念。
お膳立てを考えると材料はちゃんと揃ってるんだから、やっぱ調理法がまずかったか。返されたのがジョージだっていうのも特に意味があるわけでもないしな。単に子供の頃に憧れてたのがウルトラマンだってことでミライくんを元気づけようとしてるんだけど、(というかジョージが憧れたウルトラマンが新マンてことか?)これって、本来こういう筋立てだと一般市民が言わないとダメなんじゃないの?結局GUYSの仲間の言葉かよってことになるし。結果、一般人とメビウスの間に「絆・信頼感」が出来たわけじゃないんだよな。最初のモブの一般市民の言いぐさだと、「"仲間"と"一般人"を天秤に掛けるのか?」って話だったんじゃないのか?
あ、『ウルトラマンが、帰ってきた!』はそのまんま過ぎて笑った(笑)ありかよ。
今回のロケは殆ど立川だったね、シネマシティ側の方。


つかこの話太田愛かよ!信じられん手抜き脚本!どうしたんだ、一体?ホントに太田愛?物凄くディテールをすっ飛ばしてるうえに突っ込んでもない、粗筋レベルだよな。単なる粗筋を何とか演出で引き伸ばしたみたいな印象。
フェニックスネストを待つミライくんがカワイイということは否めませんが(おいおい)そもそもジョージだけ助かった状況とかGUYSジャパンへの情報の入り方とか、ミライくんは無能者か?それ以前に君は単なる人間じゃなくてウルトラマンだろ、何か察知しなかったのかい?
で、未だにタケナカ総議長がサコっちに預けたものは謎のままですか。忘れちゃうよー。


予告。おおお、セブン登場!何でこの予告が記憶になかったんだ。