よく考えたら自分が電王を面白くないと思ってる、それを納得したいだけなのにツッコまれても困るっつーか。（別に意見を言うなって事じゃないですが）*1
展開に納得出来ない（面白くない）ってだけで、ネタにしたり感想書いたりするくらいには楽しんでるんだけど、ツッコまれるとだんだん本当に面白くないように思えてくるので、電王に満足してる人はもうオレに突っ込んでくれるな。面白かったら面白かったって言うよ。本当に面白くなくなったらそもそも見ないよ。
大体さ、去年カブトを見てた人で、「面白いに違いない」と思って見てて、夏ごろ「裏切られた」って言って（オレの印象ですが）脱落した人、結構いたよね？あの時点ですでにカブトって話自体は破綻しかけてて、そもそも「裏切られた」というのがどういう思い込みで見てたのかって話だし。オレはキャラ萌え・キャスト萌えしてたから話が破綻してることに対して寛容だっただけなんだけどさ。あとヘンテコな話が好きなんで。*2
だからキャラ萌えしてない電王に関して話が面白くない、自分好みでないと言うことに弁明しなきゃいけないことはないし、面白くない理由は話がつまんないからだ、ということに自分なりに納得がいけばいいのです。
とはいっても、そういうレベルで電王に「ドラマ」を求める必要がないというのが判ったのも確かなんで、各話レベルであまりにもそれはどうよ？ってことにならなければ、今後電王がどういう展開を見せてくれるかと言うことに関しては面白ければ全然オッケー。むしろ自分が考えてないような展開に持っていくんならそれはそれで楽しみだなあ･･･という事ですが。*3
その点ではいつもの白倉ライダーと同じく、電王に関しては「本当に描きたいこと」がどこにあるのか、それはキチンと描かれるのかという、各話レベルのドラマ的盛り上がりとは別のところに面白さの興味が移っていけばまあ最後までは見られるかなと思ってますが。
ただ白倉Pに釣られるつもりは毛頭ないので、その辺も含めて「面白くなればいいなぁ」くらいのつもりですが。
娯楽作品なんだからそんなに深く考えたくないし、見えないものを見ようとしても仕方ないし、白倉さんのフラフラでグズグズな「正義論」なんてロクなもんじゃないと思ってるしさ。
あとふと思うのは白倉さんって、Pという立場で作り手側にいながら、「物語」というものを本当は判ってないんじゃないかという気がするよ。筋立ては面白いんだけど、理が克ちすぎて「人々が望む物語」を理解してないというか。ベタなものをやってこそ突飛な筋立てが生きるワケだし、新しいことにチャレンジできるはずなんだけど、この人響鬼の時にそれを学んだんじゃないのか？活かされてない気がするよ？マーケティングはマーケティングであって「物語」じゃないんだから。その辺はカブトの時にも随分そう思ったんだけど、「物語」というのは筋立てを見せるだけのものじゃなくて、登場人物が「どう感じて、どう行動するか」が筋立てよりももっと重要なわけで、その辺が判ってないんじゃないのかな？ってのが微妙に引っ掛かるところかな。
もちろん特撮番組でしか成り立たないテーマや面白い筋立てが見たいという欲求もあるんだけど、そこにプラスαを求めるのは間違ってるかな？でも白倉ライダー以外ではそれなりうまくいってる様な気がするんだけど。（響鬼は判定不能）
