そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

わたしたちの教科書#3

http://www.fujitv.co.jp/kyoukasho/trailer/index.html(見られないんで中に)
このドラマ、加地の底の浅さがいいほうに出るのか悪いほうに出るのか。
初っぱなで、副校長に言われた言葉をそのまま珠子に返すようなキャラだってのを見せられたせいで、コイツの言ってることは全部誰かの受け売りなのか?と思わされるけど、加地は自分の実体験と重ねていくことでその受け売りに説得力を持たせてポリシーにしていくキャラなのかな。
今回主役の大城先生、不倫だというのはすぐ判ったけど何となく流されて続いてるって感じ。その投げやり感が、学校や教師は何のためにあるのか?に対する答えの「わからない」というのは、あの学校の状況だと誇張されてるけど、今の現実的な実感なんでしょうかね。
そんな大城先生がエセ熱血教師・加地先生の言葉と行動の結果に動かされた・・・のに、現実はそれを遥かに超えていたというのが、答えのない問題の難しさだなあ、と知ったようなことを言ってみるw
今回は問題生徒?山藤の親が給食費未払いの問題家庭だったせいで、そちらの方はドラマ的には穏便に解決してますが、この山藤の加地先生への態度と大城先生にしたことの二面性というか「それはそれ、これはこれ」というのが最近の虐め、このドラマでも問題にしようとしてる基本的な二面性とリンクしてるんじゃないかと。
だから加地先生の熱血教師ぶりだけじゃ問題に全く太刀打ち出来ず、珠子のやりかた、時には法律を盾に使い、人を騙し、情に訴えてでも真実を暴き出そうとする強かさが必要なんだろな。珠子の過去もちょっと気になるなあ。大平光代辺りをモデルにしてるんだろか、そのまんまじゃないにしても。
学校の問題は学校で、じゃ問題は解決しないから、子供の専門家ではなく事件の専門家の珠子・・・という設定は上手いのかも。副校長はバッグの件で珠子が関わってることを知ってたよなあ。(よね?)珠子は自分と明日香の関係は切り札にとってあるんだろか?
そういや未だ出てこない副校長の息子、五十嵐くんは、どうせ虐めにあって引きこもり・・・な方に3千点。


それはいいんだけど、このドラマの人物描写は思ったより判り易いね。話が話だから余計な裏を考えないですむのは助かるんだけど、そうすっと先週の八幡先生も見たままでいいのか。ヒロたんの演技がアヤシ過ぎていらん勘ぐりをするとこだったよ(苦笑)演出的には言われた通りやってるんだろうけど、それにいらん色をつけるのはやめて下さいヨ。八幡日記、痛々しくて見てらんないよ。もうやめてー!*1(笑)普通でいいから普通で!形通りにやって下さい、このドラマは。

*1:でもキャラとしては面白いからよし(苦笑)