ちらちらとはてな周り以外の電王の感想見てたんだけど、今回そんなに判りにくいかなあ？*1 変わったのって、火口社長の記憶だけなんだけど？
自分が投げ捨てたお金の入ったバッグを袴田が取ったと勘違いしてた社長の記憶が、良太郎のお陰で悪いのは自分だと知り、お金は戻ってきたんだよね。
つまり2004年時点で
- 火口社長：袴田がお金を取ったと思っていた。訴えてないのは記憶があやふやだったから。
- 袴田：濡れ衣で解雇され、社長が訴えたと思って逃げていた。
イマジン契約前はこの状態が2007年まで続いていたんだよね。
ところがイマジンが社長と契約して、2004年に跳んだ良太郎のやったことはといえば･･･（半分想像）
- 火口社長と袴田のやり取りを見ていて、社長の放り投げたバッグが運送会社のトラックに乗るのを見た。
- イマジン出現、イマジンとの戦闘。
- 社長は袴田を誤解したまま解雇。たぶんそのあと工場へ来た良太郎、事情を説明。社長、トラックの持ち主に連絡してお金が戻ってくる。社長は袴田に濡れ衣を着せて解雇したことを2007年まで後悔。
- イマジンとの戦闘を終えて2007年に戻ってきて、火口社長に話を聞く良太郎。または火口社長が袴田を知ってる良太郎に話を聞く。この時点で火口社長の記憶は改竄されてて、社長の中では「袴田に濡れ衣を着せて解雇したことを後悔してる」記憶になっている。当然訴えてないのは、お金は戻ってきてて、袴田は濡れ衣だったから。
- 袴田は、社長の記憶がどうであろうと2007年までお金を取ったと思われ解雇されたと思っていた･･･ということは変わりない。
だから良太郎は『社長は、袴田さんを疑ったことを"ずっと"後悔してたんです』って言ったんだよな。
袴田は追われてると思ったからたぶん行方をくらましてたんだと思うけど（ひょっとしたら銭湯に住み込みだったのかも）社長は今回のことで良太郎という袴田を知ってる人間が出てきたから、良太郎を通じて袴田と連絡を取った･･･ということで、袴田と社長の間の誤解もなくなった･･･という顛末だよね。
籠城事件は、取材対象に気がつかない尾崎が一番バカなんだけど、そもそも最初に自称凶悪犯が銭湯（質屋）前にやって来たパトカーにおののいて良太郎を銭湯に連れ込んで籠城したわけだから、その時点で質屋の人質立てこもり事件なんだよ。で、その後、自称凶悪犯は嘘で、変わりに勘違いした袴田が立て籠ったってっことだよな。どっちにしても籠城事件だと思ってたのは（実際他人を拘束して立てこもってたのは確かだけど）そこにいた人間だけで、世間的には事件ではなかったと。
ところで、良太郎が完全シャットアウトさえしてなければ憑依したイマジンたちは良太郎の行動は判るみたいだけど、デンライナーの中のハナたちまで知ってるって、デンライナーって普段どういう状態なんだろ？良太郎の行動をモニターしてるのか、してないのか。まあそんな細かいこと言ってもしようがないと思うけど。
*1:つかそんなことで「だから米村は」とか言われても困るよなあ、米さんも（苦笑）
