そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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仮面ライダー電王#24「グッバイ王子のララバイ」

東映http://www.toei.co.jp/tv/den-o/index.htm  テレ朝:http://www.tv-asahi.co.jp/den-o/
『イマジンの基盤はいつも記憶です。姿形も契約も過去へ飛ぶのも、人の記憶に依存している』


今回、何が面白かったのかよく判らないんですが(苦笑)
唐突に現れた王子は唐突に10年前に置き去りに(笑)もうあからさまに何かの伏線ですよ?ジークは、1997年から10年間、外で彷徨ってるってことになるんだよね?

話に関しては何も書くことがないんですが、イマジンの秘密について語られたような気がする。
結局契約者が覚えてなければ死んだと同じで、イマジンは2007年に存在することが出来ないってことらしいけど、本体は未来にあるんだよね?精神体?のイマジン体が消えて何か問題あるの?それとも精神の死は肉体の死なのか。意識してようがしてまいが、契約者に認識されて契約をしたらイマジンとしての実体を維持できるってことだとすれば、今回のジークって何かよく判らんな。ジーク本人が赤ん坊と契約したって思い込んでたってことで消えかかってるんだよね。
でも良太郎とオーナーの理屈で言えば、最初に契約したのはお母さんだから、それを自覚した途端に大丈夫になるってことは、契約者の記憶だけでなくイマジン本人の認識も必要って、そういうことでしょ。
それにしても過去に飛ぶって、契約者を通してでなくてもいいんだー。で、鷹山のお嫁さんの契約は「やっと授かった子供が無事に生まれますように」。赤ん坊は契約してなかった・・・よな?大体喋れないだろ?
過去に飛ぶと契約者との関係がなくなる、でも実体はあるのか?実体化できてたよな。それともそのあと精神体に戻ったってこと?前者ならデネブが実体化してることも関係ありそうだけど。後者ならまた誰かに付くってこと?


話はいいやっていったけど、やっぱり言っとく。
どうにも問題なのは、5年前にクビ切られたからって腹いせに赤ん坊を誘拐しようとする契約者が不愉快だったり(それマジ犯罪ですから)、良太郎が誘拐犯と間違われることそのものをギャグとして扱いきれてない展開だったりってとこ。
そもそも誘拐犯と間違われたことは赤ん坊を連れて鷹山家の近くにいたからで、たまたま助けただけ・・・という言訳が通じないにしても、その文脈でじゃあ脅迫状まで送った誘拐犯がわざわざどうして金も受け取らないのにそんなところにいたのかってことに突っ込まない意味不明の展開。
前回の感想でどうして石田監督にやらせなかったのかと思ったのは、石田監督ならたぶん良太郎が捕まるまでの行程をギャグとして見せてくれるだろうってことであり、今回の田崎監督のように刑事部屋での取り調べでU良太郎の供述が長かったなどというつまんないギャグを見せられることはなかっただろうなということですよ。どっちが子供的に楽しいかっていうと、言わずもがなでしょ。まあ予算とかスケジュールの都合はあるだろうけど、そんな大人の事情は関係なしに、「面白い」ってのがどういうことなのかということを全く考慮してない脚本や演出に文句言いたい。
ウラ→キンのフォームチェンジも意味不明。キンの侠気なら判らんでもないけど(そうだと思ったのに)何のフォローもなしたぁな。
むしろその分をデンライナーでのイマジンギャグで 誤魔化そうと カバーしようとしてるのがありありと判るってのがな。だからイマジンの小ネタは面白いけど、それをメインに持ってこられてもなあってことですよ。
デンライナーでのイマジンギャグを売りにするのはいいけど(東映公式)、逆にそこだけ独立してて、物語には全く絡んでないんだよね。ジークのイマジンを小さくする能力も単に見た目が面白いだけ。それで何かするかといったら何もしない。(一応後々の布石ということも考えられるけど)どうやらデネブは小さくなったことで鷹山家に偵察に行ったらしいけど、描写されてないからセリフ聞きのがしても話としては通じてるしな。


ところでジークはベルトが別にあったけど、結局何だったんだ?映画限定フォームと言いながら良太郎に憑いて変身してるし、結局最後は鷹山栞さんのイマジンだったってことでしょ。・・・って、今思ったけど、良太郎に憑いてたの?どうして良太郎に憑いてるのさ、ジークは。それって映画の伏線?映画って子供の頃の良太郎が出るんだよな?よく知らないけど。放っときゃ消えたジークが良太郎のおかげで10年前に飛んだっていう"なんか変"な歴史の改変が起こったことと関係あるの?(公式の白倉コメントのタイトルが気になるよ)飛んだジークが憑くのって10年前の良太郎?
もうちょっと突っ込んで考えたいネタのような気もするけど、二回見るのが辛いんだよなあ、つまんなすぎて。どうしたもんか。
あ、でも小さくされたデネブの手乗りデネブは超カワイかった!侑斗も出番少なかったけどカワイかったからいいか。というか侑斗はちゃんと描写されてた気がする。侑斗はよかった。
自分は消えつつあるのに、誘拐されようとする栞さんを助けようとするジークは健気だった。エエ話や。ハナの説教は全く効いてなかったけどな(その脚本はどうよ?)
いいけどジークの胸の金色のところが黄門様の三葉葵の一葉に見えるよ。さすが高貴な出!


予告。一応楽しそうなんで期待はしたいと思うけど。夢オチネタ?侑斗が星好きって、だから天文学者の桜井さんと同一人物だって(自称)最初から言っとるだろうが。
連続拉致事件って、しかも侑斗とデネブ〜?>東映公式
来週のゲスト、ハリケンイエローか!(>東映公式)なんだかオッサンに・・・見える・・・


あとどうでもいいけど、"白鳥の王子"を振っといてデネブと全く関係ないってのもなんだかなあ。ネーミングや設定が語呂合わせレベルって、正直微妙。カブトの時も意味あり気なネーミングしてたけど、あれくらいの拘りなら楽しめるからいいんだよ。
でも話には関係なくてもそういうとこで深読み出来ないのはぶっちゃけ詰まらんし、関係ないなら全く関係ないものにして欲しいんだけど。この中途半端さは設定レベルで手抜き感を感じるなあ。


テレ朝公式・佐藤健インタビュー http://www.tv-asahi.co.jp/den-o/news/17/index.html
>石丸(謙二郎)さんにも、あれは吹き替えのときの編集の仕方だよって言われて(笑)
本人演技はちゃんと見せてあげて下さい(苦笑)