そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

パパとムスメの7日間#7

http://www.tbs.co.jp/papa-musume7/
こういうストレスのないキレイな終わり方はいいね。
どうなっちゃうかと思ってた西野さんのことは意外とあっさり片づいたなー。西野さんの悲劇のヒロインぷりを「昼ドラで見た」と言っちゃう小梅は容赦ないなあ、さすが高校生(笑)
さっくりとパパと小梅が元に戻っちゃって、そのあとの事後処理でドラマを見せていくところがまた小憎いなあ。戻っただけでメデタシメデタシだけじゃないのは、このドラマが周りのキャラや状況の描写をしてたから、元に戻った当人たちがどうするのかってとこを見せてくれないと話が終わらないってのはあるけど、ちゃんと二人とも入れ替わりの間に学んだことをそれぞれいかして、事態を上手く良い方に動かしてるっていうとこが安心できるよ。
ドラマ的な都合はあるけど、健太先輩にしても御前会議にしても、真っ当に努力したからといっても人生そう上手くはいかないってのは当たり前で、結局そのあと上手くいかなかったことをどうすれば良い状況に出来るかってのが、当人が解決するっていう持っていき方とシンクロしてて、やっぱり脚本が上手いんだよなー。
健太先輩は試合は負けたけど大学は合格、小梅が試合の結果よりも陰ながらの努力を評価して好きだと告白するところがよかった。小梅が健太先輩を好きになったのはずっと一人で練習してるところを見てたからだけど、努力がイコール結果にならないという現実を見たからこその慰めの言葉だよな。で、たぶん先輩は陰ながら勉強もしてたから文学部に推薦で入ることも出来たんだよね。本好きだし。そいう意味ではハッピーエンドだよな。

パパがちゃんと小梅のお陰だってことを忘れないのとか、一応健太先輩のことを気にしてるのは、小梅のそっけなさを考えるとなんだかカワイソウ。パパ、せっかく共通の話題が出来たのに(笑)
御前会議に間に合わなかったパパが「諦めちゃダメだ」っていって社長を追いかけるとこは、前にパパの小梅が予算のことで同じように直訴してたけどそれと同じシチュってことかな?あの社長への直訴はちょっと泣けた。ホロリとな。
なんつか、こういうシチュでこういうセリフってよくあると言えばあるんだけど、パパの言ってる内容が、このドラマが今まで細かく描写してきたチームの仲間のこととか、小梅との関係とか、長いものに巻かれろな自分が小梅と入れ替わることで小梅的な価値観を持ったこととか全部を表してて、素晴しかった!こういうときって、ドラマちゃんと見ててよかったって思うんだよな。
桜木部長の人事もちょっとドッキリしたけどよかった、ホントにパパよかった!ついつい、桜木部長が手柄横取りしに来たのかと思ったけど、さすが元スポーツマンは正々堂々としてた!っていうかそれなら部への昇格と一緒に発表してやればいいのにな。イジワルだなあw
そいや、御前会議で中島君がポケットチーフと合わせて緑のフレームの眼鏡にしてたのがなにげにオシャレ。そのあとはいつものエンジ色のフレームに戻してたし。中島君はオシャレだし仕事も出来るから西野さんは中島君でいいと思うヨ。
いきなり人んちに上がり込んでくる律ちゃんはどうかと思うけど、その派手な私服にちょっとビックリ。そのあとの律ちゃんのお父さんがヒゲ熊相島だってのも笑った!(初登場だった・・・よね?)お父さん、結構身なりいいし律ちゃんの私服といい、ひょっとして律ちゃんって結構お嬢?お父さんは会社の社長とかでね?(オレの中で蘭の友達の園子@コナン がよぎったよ)どっちにしても小関先輩とは卒業したら別れそうだなー(苦笑)
それにしても小梅、司馬遼太郎は読み終わりそうにないなあ(笑)
いやーホントに面白かった。久々にいいドラマ見たよ。脚本もいいし演出も素晴しかったし、館のカワイさとガッキーのカワイさはもうどんだけ〜ダヨ!細かいとこはまあいいや。語りだすとキリがないよな。違うだろうとは思っても原作をちょっと読みたくなった。
1話だけ録画しそびれてるし、全7話ならDVD欲しいなあ。

[rakuten:forestplus:10030673:image] http://ishop.tbs.co.jp/ec/tbs/product/detail.jsp?pid=1944063&cid=cat11354

三ツ矢サイダーのCMはビックリしたけど(だって部屋が小梅の部屋・・・だよな)、コラボだったんだな。