そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

私は貝になりたい

終戦記念特別ドラマ・真実の手記 BC級戦犯 加藤哲太郎「私は貝になりたいhttp://www.ntv.co.jp/watakai/
感想書くくらいのつもりで見てたんだけど、途中友達から電話あって中村雅俊が連れてかれる辺りで判らなくなったよ。そこで録画しとけばよかった。(ちょっと一瞬迷った)
戦争ものドラマで一番いやなのは、あまりにも理不尽なことがまかり通ってしまうことを見せられるってことなんだけど、実際の本当に戦争をしたかった軍の上層部以外の人間は、どういう気持ちだったんだろうと思うよ。命令にしたがった人にもそれを当然だと思う人にも反発した人にも、いろいろなんか納得いかんよ。(といっても戦争のことで何かポリシーがあるわけじゃないからこのくらいにしとく)
戦争犯罪人」「戦犯」って言葉自体受け入れがたいよ。
ただまあ加藤さんみたいな、真面目で誠実なんだけどネガティブな人は苦手だなあ。
面白いと思ったのは加藤さんの考え方のネガティブな部分に対して、ポジティブな奥さん(飯島直子)と同じ牢の死ぬまでの時間を考えたくないから何かを書く戦犯の人(中村雅俊)の対比は目のつけ所として面白いと思った。加藤さんのその性格がこの話における美徳になってるってとこで、余計にこのドラマの主人公がどういう人間なのかということが、はっきり描かれてるかな。
まあ最後の30分くらいが見られなかったんで中村雅俊はどうなったんだとか、優香は土下座してどうなったんだとか、判らないことだらけ。パックンのくだりも有耶無耶なままになってしまったし。最後の墓参りはどういう経緯だったんだ〜。
何がどうで「貝になりたい」なのかが知りたかったのに。うう、中途半端。再放送を待つ。